AutoUpgrade内部設定構成ファイル

内部構成設定では、AutoUpgradeの実行方法を制御します。

使用上のノート

これらの構成設定は、参照専用として提供されています。通常、これらのパラメータは使用しないでください。

表4-1 AutoUpgrade用の内部設定構成ファイルのパラメータ

パラメータ デフォルト 説明

heartbeatHeartbeatSleep

1

各ジョブ・ハートビート間の待機する分数。

heartbeatHeartbeatRetries

10

失敗したジョブ・ハートビート後に再試行する回数。

lsjNoConsoleTimer

30

noconsolelsjコマンドの実行時間間隔(秒)。間隔は7から1200秒の間にする必要があります。

shutdownJobWaitTime

10

スケジュール済のアップグレード時に実行中ジョブがジョブ・キューで終了するまで待機する分数。

systemChecksAbort_timer

60

ジョブが自動的に終了するのをシステムが確認するまで待機する分数。

systemChecksOracleHomeReqSpac

6g

十分な最小ディスク領域(GB)のシステム・チェック。(gは必須です。)

systemChecksMinCpuIdlePct

10

システム上にあるCPUリソースの残りの使用可能な割合がアップグレードの完了に不十分であることを示す警告アラートしきい値の割合。

systemChecksMinFreeMemPct

5

システム・ランダム・アクセス・メモリー(RAM)の残りの使用可能な割合がアップグレードを完了するために不十分であることを示す警告アラートしきい値の割合。

systemChecksMinFreeSwapPct

5

システム・スワップ領域メモリーの残りの使用可能な割合がアップグレードを完了するために不十分であることを示す警告アラートしきい値の割合。

dbPreCheckAbortTimer

60

データベースのアップグレード前チェックが自動的に終了するまで待機する分数。

dbUpgradeDurationTimer

180

データベースのアップグレード・ジョブがアップグレードの進行状況の追加の監視を開始するまで待機する分数。

dbUpgradeWakeupTimer

3

データベースのアップグレード・ジョブがアップグレードの監視を再開するまで待機する分数。

dbUpgradeAbortTimer

1440

データベースのアップグレードが自動的に終了するまで待機する分数。

dbUpgradeFatalErrors

ORA-00600,

ORA-07445

どのアップグレード内部エラーによって、自動的にデータベースのアップグレード後リストアが保証付きリストア・ポイントに戻されるかを識別します。エントリはカンマ区切りです。

dbPostUpgradeAbortTimer

60

アップグレード後のジョブが自動的に終了するまで待機する分数。

dbGrpAbortTimer

3

保証付きリストア・ポイント・ジョブが自動的に終了するまで待機する分数