新しいOracle Databaseリリース用のプラットフォームのアップグレードについて
新しいOracle Databaseリリース用にオペレーティング・システムまたはハードウェアをアップグレードする場合、これらのトピックを参照してください。
- オペレーティング・システムのアップグレードについて
新しいリリースのオペレーティング・システム要件を確認し、必要に応じて、Oracle Databaseをアップグレードする前にオペレーティング・システムをアップグレードします。 - 異なるオペレーティング・システムにデータを転送するオプション
プラットフォーム間アップグレードを実行する場合は、データ転送の問題を引き起こす可能性があるプラットフォーム固有の相違点を確認します(特にプラットフォームのエンディアン)。
親トピック: Oracle Databaseのアップグレードの概要
オペレーティング・システムのアップグレードについて
新しいリリースのオペレーティング・システム要件を確認し、必要に応じて、Oracle Databaseをアップグレードする前にオペレーティング・システムをアップグレードします。
新しいリリースのOracleソフトウェアにアップグレードする場合、オペレーティング・システム要件が変更されている可能性があります。必要に応じて、Oracle Databaseをアップグレードする前にオペレーティング・システムをアップグレードします。
参照:
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サポートされているオペレーティング・システムのリストを取得するには、ご使用のプラットフォームの『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください
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オペレーティング・システムのアップグレードを実行する方法については、ご使用のオペレーティング・システム固有のマニュアルを参照してください。
異なるオペレーティング・システムにデータを転送するオプション
プラットフォーム間アップグレードを実行する場合は、データ転送の問題を引き起こす可能性があるプラットフォーム固有の相違点を確認します(特にプラットフォームのエンディアン)。
あるオペレーティング・システム上のデータベース内のデータを別のオペレーティング・システム上のデータベースに直接移行または転送することはできません。たとえば、Oracle Solaris上のOracle Database内のデータをMicrosoft Windows上のOracle Databaseに移行することはできません。使用しているオペレーティング・システム・プラットフォーム固有の手順に従う必要があります。
プラットフォーム間でのデータの転送がサポートされているプラットフォームを確認するには、SQL*Plusを使用して次の問合せを実行します。
SELECT * FROM V$TRANSPORTABLE_PLATFORM ORDER BY PLATFORM_NAME;
Oracleでは、あるプラットフォームで実行されているデータベース内の表領域を別のプラットフォームで実行されているデータベースに転送するために使用できるオプション(Recovery Manaager (RMAN)など)、およびイメージ・コピーの使用などの方法が用意されています。
ノート:
ソース・プラットフォームとターゲット・プラットフォームでエンディアンが異なる場合、RMAN CONVERT DATABASE
コマンドは使用できません。この処理では、ソースとターゲット・プラットフォームの両方が同じエンディアン値である必要があります。使用可能なオプションは、Oracle Data Pumpレプリケーション、Oracle Data Pumpエクスポート/インポート、またはトランスポータブル表領域(RMAN CONVERT TABLESPACE
を使用)です。プラットフォーム間でエンディアンが同じである場合、変換は必要なく、データは同じプラットフォームにある場合と同様に転送できます。
プラットフォーム間データ転送に役立つ関連ドキュメントを参照してください。