3.10.4.3 H3集計によるマップへのデータ駆動スタイルの適用

H3マップ・レイヤーに様々な解像度を適用して、ビジュアライゼーションを強化できます。

H3集計データセットの場合、マップをズーム・インおよびズーム・アウトすると、六角形セルとその六角形内の点の分布は自動的に各解像度レベルで変更されます。これは、あるレベルのカラー・ビンが別のレベルと同じではない可能性があることを意味します。

Spatial Studioには、解像度の変更時にカラー・ビンを自動的に計算するオプションがあります。特定のしきい値のセットに対してテストを行う場合は、このオプションをオフにすることもできます。

次のステップを使用すると、H3マップ・レイヤーにデータ駆動のスタイル設定オプションを適用できます。

この手順では、「アクティブ・プロジェクト」ページにH3マップ・レイヤーが表示されていることを前提としています。
  1. 「レイヤー・リスト」リストの「レイヤー」タブで、マップ・レイヤーに対して「メニュー」アイコンをクリックします。
  2. コンテキスト・メニューで「設定」を選択します。
  3. 「スタイル」を構成します。
  4. 「塗りつぶし」「色」の値に「データに基づく」を選択します。
    スタイルの詳細パネルが表示されます。
  5. スタイルを制御するを選択します。
  6. ビン値を自動的に調整トグル・ボタンをオンまたはオフにします。
    • オンにすると、マップのズーム・インまたはズーム・アウト時にビン値が自動的に更新されます。
    • オフにすると、値ビンの作成オプションが表示されます。
  7. データ値に基づいてビンに色を割り当てます。
    次の図に、スタイルの詳細パネルのオプションを示します。

    図3-60 H3マップ・レイヤーへのデータ駆動色スタイルの適用

    図3-60の説明が続きます
    「図3-60 H3マップ・レイヤーへのデータ駆動色スタイルの適用」の説明
    前述の図に示すように、H3マップ・レイヤーのカラー・ビンは、様々な解像度に対して適切にレンダリングされます。