3.6.8 データセットの統計の更新
Spatial Studioの「統計の更新」機能により、データセット列の統計が収集されます。
データセット統計を収集するには、データセットを右クリックして「統計の更新」を選択します。すべてのデータセット(ビューベースおよび空間分析データセットを除く)について、このアクションにより、関連する統計データを収集する単一のバックグラウンド・ジョブがトリガーされます。「ジョブ」ページでジョブが正常に完了したら、「データセットのプロパティ」を表示して、更新された統計データを確認できます。
ただし、ビューベースおよび空間分析データセットの場合、統計の収集は2ステップ・プロセスです。これは、次の2つのバックグラウンド・ジョブがトリガーされることを意味します:
- データセット統計の収集[基本]: このジョブは、データセット内の列の名前やデータ型などの基本的な統計を収集します。このジョブが正常に完了すると、ステップ2のジョブがトリガーされます。
- データセット統計の収集[全体]: このジョブは、最小値、最大値、バウンディング・ボックス、一意の列値など、より詳細な統計情報を収集します。このジョブが
「処理中」
ステータスであるかぎり、データセットのプロパティダイアログの「最小値」および「最大値」列について、ビューベースのデータセットに不完全な情報が表示される場合があります:ジョブ・ステータスが
「完了」
になると、「データセットのプロパティ」に収集された統計が反映されます。
データセットのタイプにかかわらず、データセットの高度なスタイル設定またはビジュアライゼーションを実行する前に、このバックグラウンド・ジョブが正常に完了していることを常に確認する必要があります。
親トピック: Spatial Studioの「データセット」ページ