はじめに

『Oracle Coherenceでのアプリケーションの開発』では、コンテキストに沿った情報、手順および例を示しています。これらは、Coherenceの使用方法やCoherenceベースのアプリケーションの開発方法を開発者やアーキテクトに示すことを目的としたものです。

この章の内容は次のとおりです。

対象読者

Oracle Coherenceでのアプリケーションの開発の対象読者は次のとおりです。

  • 主な対象読者 - Oracle Coherenceの中心的な概念を理解し、Oracle Coherenceのデータ・グリッドを活用したアプリケーションを構築しようというアプリケーション開発者。

  • 二次的な対象読者 - Oracle Coherenceの中心的な概念を理解し、データ・グリッドベースのソリューションを構築しようというシステム・アーキテクト。

対象読者は、このガイドを使用するにあたって、Javaに精通している必要があります。また、このガイドに示す例では、Oracle Coherence製品をインストールして使用することが必要です。Coherenceのインストールの詳細は、『Oracle Coherenceのインストール』を参照してください。IDEの使用は、このガイドの使用に際しては不要ですが、ここに示す例を使用した作業を進めるにはお薦めします。キャッシュ・ストア機能を使用する場合には、データベースおよびデータベースの基礎知識が必要です。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクルのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(https://www.oracle.com/corporate/accessibility/)を参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートをご契約のお客様には、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報はhttps://support.oracle.com/portal/か、聴覚に障害のあるお客様はOracle Accessibility Learning and Supportを参照してください。

表記規則

このドキュメントでは、次のテキスト表記規則が使用されます:

規則 意味

boldface

太字体は、アクションに関連付けられたグラフィカル・ユーザー・インタフェース要素や、本文または用語集で定義されている用語を示します。

italic

イタリック体は、ブック・タイトル、強調、またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。

monospace

等幅体は、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、またはユーザーが入力するテキストを示します。