C トピック構成リファレンス
page-size
使用場所: paged-topic-scheme
説明
page-size要素は、ターゲット・ページ・サイズを指定します。デフォルト値は1MBです。
親トピック: トピック構成要素リファレンス
paged-topic-scheme
使用場所: caching-schemes
説明
paged-topic-scheme
は、クラスタ・ノード間で値およびメタデータの記憶域をパーティション化するトピックを定義します。
要素
表C-1で、paged-topic-scheme
要素のサブ要素を説明します。
表C-1 paged-topic-schemeのサブ要素
要素 | 必須/オプション | 説明 |
---|---|---|
< |
オプション |
スキームの名前を指定します。この名前は構成ファイル内で一意である必要があります。 |
< |
オプション |
継承元の別のスキーム名を指定します。スキームの継承の使用を参照してください |
< |
オプション |
この構成のスコープ名を指定します。スコープ名は、キャッシュ・ファクトリによって生成されたすべてのサービスに(接頭辞として)追加されます。この名前は、複数のキャッシュ・ファクトリを使用する場合にサービスを分離するために使用されるため、異なる構成から意図しない同じような名前のサービスが参加しないようになります。 |
< |
オプション |
このスキームから作成されたトピックを管理する分散キャッシュ・サービス・インスタンスの名前を指定します。分散キャッシュ・サービス定義は、 |
< |
オプション |
サービス・スレッドの優先度を指定します。有効な値は1から10の範囲で、10が最も高い優先度です。デフォルト値は、 |
< |
オプション |
各サービスのイベント・ディスパッチャ・スレッドの優先度を指定します。有効な値は1から10の範囲で、10が最も高い優先度です。デフォルト値は、 |
< |
オプション |
ユーザー定義型のシリアライズおよびデシリアライズに使用する ローリング再起動中にこの要素を変更することはできません。たとえば、javaからpofシリアライズまたはシリアライザ・クラスに変更することはできません。 |
< |
オプション |
信頼性の高いポイントツーポイント通信を実現するためにこのサービスで使用されるトランスポート・プロトコルを指定します。<
unicast-listener >要素で定義される共有トランスポート・インスタンスではなく、サービス固有のトランスポート・インスタンスを使用することを示す値を指定します。サービス固有のトランスポート・インスタンスは、パフォーマンスが高くなりますが、リソース消費量が増加するという代償があるため、厳選した優先度が高いサービスに対して慎重に使用する必要があります。一般的に、共有トランスポート・インスタンスでは、サービス固有のトランスポート・インスタンスよりもリソース消費量が少なくなります。有効な値は次のとおりです。
デフォルト値は、 ローリング再起動中に、この要素をTLSから非TLSに変更することはできません。ただし、ローリング再起動中に |
< |
オプション |
バックアップ更新をデルタ形式で圧縮するか、全体を送信するかを指定します。デルタ更新は、バックアップ・エントリの一部を表しており、プライマリ・エントリと同期させるには変更が必要です。デルタは、コンプレッサを使用して作成および適用します。デフォルト値は、
tangosol-coherence.xml ディスクリプタに指定されたcompressor 値です。DistributedCacheサービスのパラメータのcompressor パラメータを参照してください。有効な値は次のとおりです。
|
< |
オプション |
デーモン・スレッドの最大数を指定します。デーモン・スレッドの使用は、サービス・タイプによって異なります。ゼロまたは負の場合、サービスはデーモン・スレッドを使用せず、関連するすべてのタスクはサービス・スレッド上で実行されます。さらに、負の場合、可能な場合はタスクがコール元のスレッドで実行されます。有効な値は、 |
< |
オプション |
デーモン・スレッドの最小数を指定します。デーモン・スレッドの使用は、サービス・タイプによって異なります。ゼロまたは負の場合、サービスはデーモン・スレッドを使用せず、関連するすべてのタスクはサービス・スレッド上で実行されます。さらに、負の場合、可能な場合はタスクがコール元のスレッドで実行されます。有効な値は、 |
< |
オプション |
ワーカー・スレッドの優先度を指定します。有効な値は1から10の範囲で、10が最も高い優先度です。デフォルト値は、 |
< |
オプション |
クラスタ・ノードをクラスタの記憶域として機能させる(つまり、パーティションを保持する)かどうかを指定します。無効化した場合、そのノードはキャッシュ・クライアントと見なされます。有効な値は、 |
< |
オプション |
分散キャッシュ・パーティションの数を指定します。分散キャッシュ・サービスを実行している記憶域が有効なクラスタ・メンバーはそれぞれ均等な数のパーティションを管理します。 有効な値は、1と32767の間の正の整数で、素数にする必要があります。素数のリストは、 ローリング再起動中にこの要素を変更することはできません。これは機能しているように見える場合がありますが、変更が無視されたことを示す次のようなメッセージが表示されます: |
< |
オプション |
プライマリ・バケット分散のしきい値をキロバイト単位で指定します。パーティション・キャッシュ・サービスに新しいノードが結合する場合、またはサービスのメンバーのいずれかの結合が解除される場合、残りのノードによって、バケット所有権の再分散タスクが実行されます。このプロセスでは、所有権情報とともに既存のデータの均衡化が再実行されます。このパラメータでは、データ転送通信で優先されるメッセージ・サイズを示します。この値を低く設定すると、分散プロセスの所要時間は長くなりますが、このアクティビティ実行中のネットワーク帯域幅の使用量は軽減されます。有効な値は、ゼロより大きな整数です。デフォルト値は、 |
< |
オプション |
ページ・トピック・サービスのうち、各保存単位のバックアップ・データをトピックに保持するメンバーの数を指定します。この値が0になっていると、異常終了した場合にトピック内のデータの一部が失われます。デフォルト値は、 ローリング再起動中にこの要素を変更することはできません。これは機能しているように見える場合がありますが、変更が無視されたことを示す次のようなメッセージが表示されます: |
|
オプション |
パーティション・サービスでパーティション分散を管理する際に使用する戦略を指定します。デフォルト値は、
tangosol-coherence.xml ディスクリプタに指定されたpartition-assignment-strategy 値です。DistributedCacheサービスのパラメータのpartition-assignment-strategy パラメータを参照してください
ローリング再起動中にこの要素を変更することはできません。 |
< |
オプション |
サービスおよび依存するスレッドをガードするために使用するガーディアンのタイムアウト値を指定します。指定のサービスに対して要素が指定されていない場合、デフォルトのガーディアンのタイムアウト( この要素の値は、次の形式で指定する必要があります。
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< |
オプション |
動作が異常なサービス・スレッドをサービス・ガーディアンが正常に終了できないときに実行するアクションを指定します。 有効な値は次のとおりです。
|
< |
オプション |
|
< |
オプション |
この列挙型は、トピック値およびメタデータの保持に使用する記憶スキームを指定します。 有効な値は、 |
< |
オプション |
永続性環境を使用して、トピック値とメタデータを永続化する必要があるかどうかを指定します。有効な値は |
< |
オプション |
パーティション・キャッシュ・サービスの永続性関連の構成を指定します。この要素が存在し、 |
< |
オプション |
オペレーション構成ファイルに定義されている記憶域アクセスの認可者への参照を指定します。記憶域アクセス認可者は、パーティション・キャッシュによって使用され、基礎となるキャッシュ・データへのアクセスを認可します。構成されている場合、トピック記憶域のデータのすべての読取りおよび書込みアクセスは、構成済の認可者によって検証または監査されます(あるいは両方)。 次の例では、
id 属性がauditing の記憶域アクセス認可者の定義を参照します。
storage-authorizerを参照してください。 |
< |
オプション |
パーティション・キャッシュ・サービス用のクォーラム・ポリシー設定を指定します。 |
< |
オプション |
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< |
オプション |
特定の分散サービスのすべてのキャッシュのイベントを処理する任意の数のイベント・インターセプタを指定します。 |
< |
オプション |
page-size要素は、ターゲット・ページ・サイズを指定します。 |
< |
オプション |
サブスクライバが受信できるトピックに値がパブリッシュされてからの経過時間を指定します。有効期限が切れた値にはアクセスできなくなります。 この要素の値は、次の形式で指定する必要があります。
前述の文字は(左から右へ)それぞれ、次の時間間隔の単位を示しています。
値に単位が含まれていない場合は、秒が単位として適用されます。値0は期限がないことを意味します。デフォルト値は0です。
ノート: expiry-delayのパラメータ(cExpiryMillis )は整数として定義し、ミリ秒単位で表します。そのため、最大期間はInteger.MAX_VALUE (2147483647)ミリ秒数を超えることはできず、おおよそ24日間になります。
|
< |
オプション |
トピックのサイズ制限を指定します。この値は、トピックに保持されている未処理の値の最大バイト数を表します。パブリッシャの構成方法とそのスレッドのtry-with-resource状態に応じて、次回の送信がフロー制御によって制限されるか、フルで失敗するか、トピックへの値の送信に進みます。 有効な値は、正の整数および0です。この要素の値は、次の形式で指定する必要があります。 (\d)+[K|k|M|m|G|g|T|t]?[B|b]? 前述の文字は(左から右へ)それぞれ、先行する10進数値に乗じる係数を示しています。
デフォルト値は |
親トピック: トピック構成要素リファレンス
subscriber-group
使用場所: subscriber-groups
説明
subscriber-group
要素は、topic-mappingの恒久サブスクリプション・グループを定義します。
要素
表C-2は、subscriber-group
要素のサブ要素を示しています。
表C-2 subscriber-groupのサブ要素
要素 | 必須/オプション | 説明 |
---|---|---|
< |
必須 |
サブスクライバ・グループ名。 |
親トピック: トピック構成要素リファレンス
subscriber-groups
使用場所: topic-mapping
説明
subscriber-groups
要素により、topic-mappingに1つ以上の恒久サブスクリプション・グループを定義できます。これらのグループはトピックとともに作成され、データがトピックにパブリッシュされる前に存在することが保証されます。
要素
表C-3は、subscriber-groups
要素のサブ要素を示しています。
表C-3 subscriber-groupsのサブ要素
要素 | 必須/オプション | 説明 |
---|---|---|
< |
必須 |
topic-mappingの恒久サブスクリプション・グループを定義する1つ以上のsubscriber-group要素。 |
親トピック: トピック構成要素リファレンス
topic-mapping
使用場所: topic-scheme-mapping
説明
各topic-mapping
要素は、アプリケーションで使用される特定のトピック名またはトピック名のパターンに使用されるpaged-topic-scheme
を指定します。
要素
topic-mapping
要素のサブ要素を示しています。
表C-4 topic-mappingのサブ要素
要素 | 必須/オプション | 説明 |
---|---|---|
< |
必須 |
トピック名または名前のパターンを指定します。名前は、キャッシュ・ファクトリで作成されたトピック内で一意です。スラッシュ(
/ )とコロン(: )は予約文字であり、キャッシュ名では使用できません。次のトピック名パターンがサポートされています:
トピック名は複数のトピック・マッピングに一致する可能性があります。その場合、ワイルドカード一致よりも完全一致が優先されます。完全一致が指定されていない場合は、最後に一致したワイルドカード・パターン(ファイルで定義された順番に基づく)が選択されます。 |
< |
必須 |
トピック・スキーム名を記述します。この名前は構成ファイル内で一意です。トピック・スキームは、 |
< |
オプション |
|
< |
オプション |
|
< |
オプション |
置換可能なトピック・スキーム・パラメータの指定を可能にします。トピック・スキームの解析時に、形式
param-name の置換可能パラメータが検出されると、そのパラメータが対応するパラメータ値に置換されます。次のトピックのマッピング例を参照してください。
リテラル{page-size}のオカレンスはすべて10MBの値に置換されます。 |
親トピック: トピック構成要素リファレンス
topic-scheme-mapping
使用場所: cache-config
説明
トピック名(または名前のパターン)とpaged-topic-scheme
とのマッピングを定義します。
要素
topic-scheme-mapping
要素で定義可能なサブ要素について説明しています。
表C-5 topic-scheme-mappingのサブ要素
要素 | 必須/オプション | 説明 |
---|---|---|
< |
オプション |
このトピックで使用する、トピック名とトピック・スキーム間の単一バインディングを含むtopic-mapping要素。 |
親トピック: トピック構成要素リファレンス
topic-storage-type
使用場所: paged-topic-scheme
説明
この列挙型は、トピック値およびメタデータの保持に使用する記憶スキームを指定します。有効な値は、on-heap
、flashjournal
またはramjournal
です。デフォルト値はon-heap
です。
親トピック: トピック構成要素リファレンス