5 スコアリングと配置

Oracle Machine Learning for SQLのスコアリングおよび配置機能について説明します。

• スコアリングと配置について
  スコアリングとは、新しいデータにモデルを適用することです。Oracle Machine Learning for SQLでは、スコアリングはSQL言語関数によって実行されます。
• Oracle Machine Learning for SQLの関数の使用
  Oracle Machine Learning for SQLでSQL関数を使用する利点の一部を示します。
• 予測の詳細
  予測の詳細とは、スコアに関する情報を提供するXML文字列です。
• リアルタイムのスコアリング
  SQL問合せを実行することでリアルタイムのスコアリングを実行できます。例は、PREDICTION_PROBABILITY関数を使用したリアルタイムの問合せを示しています。結果に基づいて、顧客担当者は価値の高いカードを顧客に提供できます。
• 動的スコアリング
  なんらかの理由で事前定義済モデルを適用しない場合は、動的スコアリングを実行できます。
• コスト重視の意思決定
  コストは、分類にバイアスをかけるためにユーザーが指定する数値です。コストのより低い結果に対してコストのより高い結果にペナルティを課すために、アルゴリズムでは正の数を使用します。数値が大きいほどコストが高いことを示します。
• DBMS_DATA_MINING.APPLY
  DBMS_DATA_MININGにあるAPPLYプロシージャは、スコアリングの結果を表に直接書き込むバッチでの適用操作です。