Autonomous Databaseへのアクセス

Oracle Autonomous Databaseは、自己稼働、自己保護および自己修復クラウド・サービスのファミリです。Oracle Cloud Free Tierアカウントにサインアップして、データベース・インスタンスを作成できます。

Autonomous Databaseのプロビジョニング

Autonomous Database (ADB)の管理と監視を教えるLiveLabsワークショップ(一連の演習)が用意されています。ワークショップの一部は、Oracle CloudでAutonomous Databaseインスタンスをプロビジョニングすることを目指しています。

Autonomous Databaseの管理と監視

Autonomous DatabaseでのOracle Machine Learningコンポーネントのユーザー・アカウントの作成と更新

管理者は、Oracle Machine Learningコンポーネントで使用する既存のデータベース・ユーザー・アカウントを追加したり、Oracle Machine Learningユーザー管理インタフェースで新しいユーザー・アカウントおよびユーザー資格証明を作成できます。

ユーザーの作成

管理者は、ユーザー管理インタフェースでOracle Machine Learningの新規ユーザー・アカウントおよびユーザー資格証明を作成します。

ノート:

Oracle Machine Learningの「ユーザー管理」インタフェースにアクセスするには、管理者ロールが必要です。

ユーザー・アカウントを作成するには:

  1. Autonomous Databaseページの「表示名」の下で「Autonomous Database」を選択します。
  2. Autonomous Databaseの詳細ページで、「データベース・アクション」を選択し、「データベース・ユーザー」をクリックします。

    別の方法として、「データベース・アクション」を選択し、「すべてのデータベース・アクションの表示」をクリックしてデータベース・アクション起動パッドにアクセスします。データベース・アクション起動パッドの「管理」で、「データベース・ユーザー」をクリックします。

  3. +ユーザーの作成をクリックします。
  4. 「ユーザー名」フィールドに、アカウントのユーザー名を入力します。このユーザー名を使用して、ユーザーはOracle Machine Learningインスタンスにログインします。
  5. (オプション)「パスワードの有効期限切れ(ユーザーが変更する必要がある)」オプションを選択して、ユーザーが初めてログインしたときにパスワードの変更を要求します。
  6. 「パスワード」フィールドに、ユーザーのパスワードを入力します。
  7. 「パスワードの確認」フィールドに、パスワードを入力して「パスワード」フィールドに入力した値を確認します。
  8. 「OML」を選択して、ユーザーに対してOracle Machine Learningを有効にします。
  9. 「ユーザーの作成」をクリックします。

これにより、新しいデータベース・ユーザーが作成され、Oracle Machine Learningの使用に必要な権限が付与されます。

ノート:

新しいデータベース・ユーザーに対して、管理者はデータベースでgrantコマンドを発行し、新しいユーザーのOracle Machine Learningノートブックに関連付けられた表に対する表アクセス権をそのユーザーに付与する必要があります。

Oracle Machine Learningコンポーネントへの既存のデータベース・ユーザー・アカウントの追加

ADMINユーザーとして、Oracle Machine Learningコンポーネントに既存のデータベース・ユーザー・アカウントを追加できます。

ノート:

Oracle Machine Learningの「ユーザー管理」インタフェースにアクセスするには、ADMINロールが必要です。

既存のデータベース・ユーザー・アカウントを追加するには:

  1. 「Autonomous Database」ページの「表示名」列で、「Autonomous Database」を選択します。
  2. Autonomous Databaseの詳細ページで、「データベース・アクション」を選択し、「すべてのデータベース・アクションの表示」をクリックします。
  3. データベース・アクション起動パッドの「開発」で、「Oracle Machine Learning」をクリックします。
  4. Oracle Machine Learningの横にあるナビゲーション・アイコンをクリックして、ナビゲータを展開します。
  5. 「管理」で、「OMLユーザーの管理」を選択して、Oracle Machine Learningノートブック・ユーザーを追加します。
  6. 「すべてのユーザーを表示」をクリックして、既存のデータベース・ユーザーを表示します。

    ノート:

    当初、既存のデータベース・ユーザーの「ロール」フィールドにはロール「なし」が表示されます。ユーザーを追加すると、そのユーザーにロール「開発者」が割り当てられます。
  7. ユーザーを選択します。ユーザーを選択するには、「ユーザー名」列で名前を選択します。たとえば、「ANALYST1」を選択します。
    ユーザーを選択すると、Oracle Machine Learning「ユーザーの編集」ページが表示されます。
  8. 「名」フィールドに名前を入力します。(オプション)
  9. 「姓」フィールドにユーザーの姓を入力します。(オプション)
  10. 「電子メール・アドレス」フィールドに、ユーザーの電子メールIDを入力します。
    このページで変更を行うと、Oracle Machine Learningコンポーネント・ユーザーとして必要な権限を持つ既存のデータベース・ユーザーが追加されます。
  11. 「保存」をクリックします。

これにより、Oracle Machine Learningアプリケーションの使用に必要な権限が付与されます。Oracle Machine Learningで、このユーザーは、データベース内でアクセス権限を持っているすべての表にアクセスできます。