RALG_DETAILS_FUNCTION

RALG_DETAILS_FUNCTIONでは、R data.frameで返されるRモデル・メタデータを指定します。

モデル情報を生成する、既存の登録済Rスクリプトの名前を指定するには、RALG_DETAILS_FUNCTIONを使用します。このスクリプトでは、Rモデル・オブジェクトの最初の入力引数を含めるR関数を定義します。R関数の出力はdata.frameとなる必要があります。data.frameの列は、RALG_DETAILS_FORMATによって定義され、数値または文字列スカラー型のみを格納できます。

例6-5 RALG_DETAILS_FUNCTIONの例

この例は、モデル設定表でRスクリプトMY_LM_DETAILS_SCRIPTの名前を指定する方法を示しています。このスクリプトにより、モデル情報の提供に使用されるR関数が定義されます。
Begin
insert into model_setting_table values
(dbms_data_mining.ralg_details_function, 'MY_LM_DETAILS_SCRIPT');
End;
/
Oracle Machine Learning for Rスクリプト・リポジトリでは、スクリプトMY_LM_DETAILS_SCRIPTが次のように登録されます。
 'function(mod) data.frame(name=names(mod$coefficients),
    coef=mod$coefficients)'