Oracle Machine Learning for SQLのアップグレードまたはダウングレード
リストされているステップに従うことで、Oracle Machine Learning for SQLをアップグレードおよびダウングレードします。
Oracle Machine Learning for SQLのアップグレード
Database Upgrade Assistant (DBUA)を使用してデータベースをアップグレードすることも、エクスポートおよびインポート・ユーティリティを使用して手動アップグレードを実行することもできます。
Database Upgrade Assistantを使用したOracle Machine Learning for SQLのアップグレード
Oracle Database Upgrade Assistantには、アップグレード・プロセスをインタラクティブに順を追って説明するグラフィカル・ユーザー・インタフェースが用意されています。
Windowsプラットフォームでは、次のステップに従ってUpgrade Assistantを起動します。
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Windowsの「スタート」メニューに移動し、Oracleホーム・ディレクトリを選択します。
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「コンフィグレーションおよび移行ツール」メニューを選択します。
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Upgrade Assistantを起動します。
Linuxプラットフォームでは、DBUA
ユーティリティを使用してOracle Databaseをアップグレードします。
関連トピック
Oracle Machine Learning for SQLのモデルのエクスポートとインポート
Oracle Databaseのエクスポート機能とインポート機能を使用して、これまでに作成したモデルをエクスポートし、そのモデルをOracle Databaseバージョンのインスタンスにインポートします。
必要に応じて、自動化の程度を下げた方法で機械学習モデルをアップグレードできます。以前のリリースのOracle Databaseで作成したモデルをエクスポートし、それらをOracle Databaseバージョンのインスタンスにインポートできます。
以前のリリースのOracle Databaseインスタンスからダンプ・ファイルにモデルをエクスポートする場合は、「Oracle Machine Learning for SQLモデルのエクスポートとインポート」に示した手順を実行してください。
アップグレード後のステップ
アップグレードされたデータベースを表示するステップを実行します。
データベースのアップグレード後、アップグレードされたデータベースのDBA_MINING_MODELS
ビューをチェックします。このビューには、新しくアップグレードされた機械学習モデルがリストされます。
アップグレードを検証し、ダウングレードの必要がないことを確認したら、初期化パラメータCOMPATIBLE
を23.0.0
に設定する必要があります。Oracle Database 23cでは、COMPATIBLE
初期化パラメータがパラメータ・ファイルで設定されていないと、COMPATIBLE
パラメータの値が23.0.0
にデフォルト設定されます。