DBシステムへの接続

Oracle Base Database Serviceでは、仮想マシン上のデータベース・システム(DBシステム)が提供されます。このトピックでは、OCIコンソールを使用してOracle Base Database ServiceからDBシステムに接続する方法を示します。

DBシステムは、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)上で単一ノードのDBシステムおよびマルチノードのRAC DBシステムとして使用できます。これらのDBシステムは、OCIコンソール、OCI API、OCI CLI、データベースCLI (DBCLI)、Enterprise ManagerまたはSQL Developerを使用して管理できます。
OCIコンソールを使用してOracle Base Database ServiceからDBシステムに接続するには:
  1. OCIコンソールに移動し、左上にあるナビゲーション・メニューをクリックします。
  2. 左側のナビゲーション・メニューで、「Oracleデータベース」をクリックしてから、「Oracleベース・データベース・サービス」をクリックします。ここには、アクセスしているOracleベース・データベース内のDBシステムがリストされます。

    図 - 「Oracleベース・データベース・サービス」


    Oracleベース・データベース・サービス

  3. 左ペインでコンパートメントを選択します。右側で、アクセスするDBシステムをクリックします。

    図 - DBシステムのリスト


    DBシステムのリスト

  4. そのDBシステムの情報ページが開きます。上部で、「SSHキーの追加」をクリックします。「SSHキーの追加」ペインが開きます。

    図 - 「DBシステム情報」ページにある「SSHキーの追加」オプション


    「DBシステム情報」ページにある「SSHキーの追加」オプション

  5. 「SSHキーの追加」ペインで、「SSHキー・ペアの生成」をクリックします。

    図 - 「SSHキーの追加」ペイン


    「SSHキーの追加」ペイン

    • SSHキー・ペアの生成: 新しいSSHキー・ペアを作成するには、このオプションを使用します。このオプションを使用する場合は、「秘密キーの保存」と「公開キーの保存」を両方ともクリックします。秘密キーはローカル・マシンにダウンロードされます。これを安全な場所に格納する必要があります。

      ノート:

      操作の完了後に、この操作中に生成された秘密キーの別のコピーをダウンロードすることはできません。
    • SSHキー・ファイルのアップロード: .pubファイルを参照またはドラッグ・アンド・ドロップするには、このオプションを選択します。
    • SSHキーの貼付け: 個々の公開キーを貼り付けるには、このオプションを選択します。複数のキーを貼り付けるには、「+ 別のSSHキー」をクリックして、エントリごとに1つのキーを指定します。
  6. 「変更の保存」をクリックします。
  7. 次は、ダウンロードした秘密キーをインポートし、PuTTYの使用によってDBシステムに接続するときのセキュアなパスワードレス認証のためにPuTTY Genを使用します。PuTTy Genで、「Conversions」、「Import key」の順にクリックします。これにより、「Load Private Key」ウィンドウが開きます。
  8. 「Browse」をクリックし、ダウンロードした秘密キー・ファイルを選択します。「Open」をクリックします。
  9. PuTTY Genで、「Parameters」の下の「SSH-1(RSA)」を選択します。

    PuTTy Genの「Save Private Key」オプション

  10. 「File」、「Save Private key」の順にクリックします。もう一度「File」に移動し、「Exit」をクリックして閉じます。
  11. 次に、PuTTYを開き、「Category」で「Sessions」をクリックして、そのDBシステムに接続するための新しいセッションを作成します。次のように入力します:
    • Host Name (or IP Address): DBシステムのホスト名を入力します。

      ノート:

      DBシステムのホスト名とIPアドレスは、「DBシステム情報」ページにあります。
    • Connection Type: 「SSH」を選択します。
    • Saved Sessions: すでにセッションを保存してある場合は、それを選択して「Load」をクリックします。
  12. 「Save」をクリックします。
  13. 「Category」で、「Connections」に移動し、「SSH」を展開し、「Auth」、「Credentials」の順にクリックします。
  14. 「Private Key File for Authentication」フィールドで、「Browse」をクリックします。ダウンロードし保存した秘密キー・ファイルを参照して見つけます。
  15. 次に、「Category」の下の「Sessions」に移動し、「Open」をクリックします。
  16. これにより、PuTTyターミナルが開きます。

    ノート:

    OCI環境では、opcユーザーでログインしています。これは、sudo権限があるデフォルト・ユーザーです。
    rootユーザーとしてDBシステムに接続する必要があります。rootユーザーにはスーパーユーザー権限があります。
    • opcユーザーからrootユーザーに切り替えるには、次を実行します 
      sudo su -
    • rootユーザーからopcユーザーに切り替えるには、次を実行します 
      sudo su - opc
    • opcユーザーからoracleユーザーに切り替えるには、次を実行します 
      sudo su - oracle
    • 現在のユーザーを確認するには、次を実行します 
      whoami
    • sudo権限を確認するには、次を実行します
      sudo -l
これで、rootユーザーとしてDBシステムに接続するためのタスクは完了です。

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