仮想マシンDBシステムについて

Oracle Cloud Infrastructure (OCI)では、仮想マシン上のDBシステムが提供されます。

仮想マシン上には次の2つのタイプのデータベース・システム(DBシステム)があります:
  • 単一ノードDBシステム: 1ノードのDBシステムは、1つの仮想マシンからなります。
  • マルチノードRAC DBシステム: 2ノードのDBシステムは、2つの仮想マシンからなります。

開発またはテスト目的でDBシステムをプロビジョニングする必要がある場合は、特別な高速プロビジョニング単一ノードDBシステムを使用できます。

DBシステムを作成するときは、そのDBシステム上のデータベースに適用する、Oracle Databaseのエディションおよびバージョンを選択します。選択したエディションは変更できません。選択したOracle Databaseのエディションおよびバージョンによっては、DBシステムで複数のプラガブル・データベース(PDB)をサポートできます。選択したOracle Databaseバージョンで使用可能なプラガブル・データベースおよびコンテナ・データベース(CDB)の最大数については、次のOracle Databaseライセンスのトピックを参照してください。
DBシステムは単一のデータベース・ホームのみ持つことができ、データベース・ホームには単一のデータベースのみ含めることができます。DBシステムのデータベースでは、ローカル・ストレージではなくOCIブロック・ストレージが使用されます。DBシステムを作成するときにストレージ・サイズを指定します。ストレージは、必要に応じていつでもスケール・アップできます。既存のDBシステムにあるCPUコアの数を変更するには、そのDBシステムのシェイプを変更する必要があります。詳細は、DBシステムのシェイプの変更を参照してください。

ノート:

シェイプ変更操作は、マルチノードのRAC DBシステムの場合はローリング方式で実行されるため、データベースの停止時間なしでシェイプを変更できます。