27.4 CLEAR_REPORTプロシージャのシグネチャ1
このプロシージャは、レポートIDを使用して、レポート・フィルタ設定を開発者が定義したデフォルト設定にクリアします。
ノート:
ページ・レンダリング・プロセスでこのプロシージャを使用すると、レポートのダウンロード問題(CSV、HTML、電子メールなど)が発生します。ユーザーがレポートをダウンロードすると、対話グリッドでは、REQUEST値のダウンロード形式でページがリロードされます。対話グリッドの設定の変更(フィルタの追加やレポートのリセットなど)は、Ajaxリクエストで実行されます。したがって、ダウンロード・データがユーザーが参照しているレポート・データと一致しないことがあります。このため、ページ送信プロセスでのみこのプロシージャを使用することをお薦めします。構文
APEX_IG.CLEAR_REPORT (
p_page_id IN NUMBER,
p_region_id IN NUMBER,
p_report_id IN NUMBER DEFAULT NULL );
パラメータ
表27-4 CLEAR_REPORTのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
p_page_id |
対話グリッドが含まれている現在のOracle APEXアプリケーションのページ。 |
p_region_id |
対話グリッド・リージョンのID。 |
p_report_id |
カレント・アプリケーション・ページで保存したレポートID。p_report_id がNULLの場合、最後に表示されたレポート設定がクリアされます。
|
例
次の例に、CLEAR_REPORT
プロシージャのシグネチャ1を使用して、カレント・アプリケーションのページ1、リージョン3335704029884222
でレポートIDが901029800374639010
の対話グリッド・フィルタ設定をリセットする方法を示します。
BEGIN
APEX_IG.CLEAR_REPORT(
p_page_id => 1,
p_region_id => 3335704029884222,
p_report_id => 901029800374639010);
END;
親トピック: APEX_IG