27.5 CLEAR_REPORTプロシージャのシグネチャ2
このプロシージャは、レポート名を使用して、フィルタ・レポート設定を開発者が定義したデフォルト設定にクリアします。
ノート:
ページ・レンダリング・プロセスでこのプロシージャを使用すると、レポートのダウンロード問題(CSV、HTML、電子メールなど)が発生します。ユーザーがレポートをダウンロードすると、対話グリッドでは、REQUEST値のダウンロード形式でページがリロードされます。対話グリッドの設定の変更(フィルタの追加やレポートのリセットなど)は、Ajaxリクエストで実行されます。したがって、ダウンロード・データがユーザーが参照しているレポート・データと一致しないことがあります。このため、ページ送信プロセスでのみこのプロシージャを使用することをお薦めします。構文
APEX_IG.CLEAR_REPORT(
p_page_id IN NUMBER,
p_region_id IN NUMBER,
p_report_name IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);
パラメータ
表27-5 CLEAR_REPORTのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
p_page_id |
対話グリッドが含まれている現在のOracle APEXアプリケーションのページ。 |
p_region_id |
対話グリッド・リージョン(ID)。 |
p_report_name |
カレント・アプリケーション・ページ内の保存されたレポート名。p_report_name がNULLの場合、最後に表示されたレポート設定がリセットされます。
|
例
次の例では、CLEAR_REPORT
プロシージャのシグネチャ2を使用して、カレント・アプリケーションのページ1、リージョン3335704029884222
でレポート名がStatistics
の対話グリッド・フィルタの設定をリセットする方法を示します。
BEGIN
APEX_IG.CLEAR_REPORT(
p_page_id => 1,
p_region_id => 3335704029884222,
p_report_name => 'Statistics');
END;
親トピック: APEX_IG