24.3.2.5 アプリケーション・ページのエクスポート

エクスポートすることで、単一のアプリケーション・ページを移動またはコピーします。

警告:

異なるシステム上の単一のページをエクスポートおよびインポートすることは高度なデプロイ手法であり、次の制限事項があります。

  • 両方のシステムに同じアプリケーションIDとワークスペースIDが指定されている必要があります。
  • 両方のシステムに共有コンポーネントの同じIDが指定されている必要があります。
  • ページが新しい共有コンポーネントまたは更新された共有コンポーネントを参照する場合、それらの共有コンポーネントを最初にエクスポートおよびインポートする必要があります。

これらの制限事項が満たされない場合、インポートは失敗します。

アプリケーションのページをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. ページ・デザイナでページを表示します。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. ページを選択します。
    ページ・デザイナが表示されます。
  2. ページ・デザイナで「エクスポート」を選択します。
    1. ページ開発者ツールバーで「ユーティリティ」メニューをクリックします。
      「ユーティリティ」メニュー
    2. 「エクスポート」を選択します。

    ページのエクスポート・ウィザードが表示されます。

  3. 「ページのエクスポート」で、次の項目を設定します。
    1. ページ - エクスポートするページを選択します。一度のエクスポートに1つのページのみ選択できます。
    2. Zipとしてエクスポート: 次のオプションがあります。
      • オン - ページの個別のSQLファイルを含むZipアーカイブとしてエクスポートします。

      • オフ - 単一のSQLファイルとしてエクスポートします。

    3. インストール・ファイルを含める - 「Zipとしてエクスポート」「オン」に設定されている場合にのみ表示されます。オプションは次のとおりです。
      • オン - ページのエクスポート専用のインストール・ファイルを含むZipアーカイブを生成します。

      • オフ - インストール・ファイルのないZipファイルを生成します。

        Oracleでは、アプリケーションのインストール・ファイルが上書きされないように、ファイルをバージョン管理システムに保存する際は「オフ」にすることをお薦めします。

      ヒント:

      Zipアーカイブの詳細は、「エクスポート・ファイルの個別スクリプトへの分割」を参照してください。

    4. 現在から - 何分前まで遡ってエクスポートするかを指定します。このオプションを使用すると、削除されたオブジェクトを元に戻すなどのために、アプリケーションの前の時点に戻ることができます。

      このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

    5. ファイルの文字セット - エクスポート・ファイルのエンコードに使用される文字セットを示します。このファイルをインポートするときには、同じ文字セットを指定する必要があります。
  4. 「ページのエクスポート」をクリックします。
  5. ページのエクスポートをターゲット・インスタンスにインポートします。