カタログのアーカイブと復元

個々のカタログ・フォルダをアーカイブできます。

この機能に関する重要な情報は、次のリストを参照してください。

  • 個別のカタログ・フォルダをアーカイブする場合は、そのフォルダ内のすべてのオブジェクトとそのフォルダのサブフォルダが1つの圧縮済ファイルに保存されます。オブジェクトのプロパティおよび属性はそのアーカイブ・ファイルに含まれます。

  • 個別のカタログ・フォルダをアンアーカイブする場合、そのアーカイブ・ファイルが展開され、そのフォルダ内のすべてのオブジェクトとそのフォルダのサブフォルダが現行のオフライン・カタログに格納されます。アンアーカイブされるフォルダと同じ名前を持つ既存のフォルダは、警告が表示されることなく上書きされます。

  • ACLの保持オプションを使用してアンアーカイブする場合、アーカイブのACLエントリの一部であるアプリケーション・ロールおよびユーザーが受信側システムに存在する必要があります。これらのアプリケーション・ロールおよびユーザーが存在しない場合、それぞれのACLエントリは受信側システムに保持されません。

  • ルート・レベル(\)から開始して、カタログ全体をアーカイブしないでください。アーカイブ時には、常に特定のフォルダ名を指定します。

カタログ・マネージャを使用したフォルダのアーカイブ

カタログ・フォルダをアーカイブする手順は、次のとおりです。

  1. カタログ・マネージャでカタログを開きます。
  2. カタログ・フォルダを強調表示し、「ファイル」メニューから「アーカイブ」を選択します。
  3. アーカイブ・ファイル・パス」フィールドでフォルダのアーカイブ先のファイルのパス名を指定します。「参照」ボタンをクリックし、ダイアログを表示してパス名を選択します。
  4. フォルダをアーカイブするには:
    • アーカイブするオブジェクトおよびフォルダに割り当てられたタイムスタンプをアーカイブするには、「ファイルのタイム・スタンプの保持」オプションを選択します。

      このオプションを選択しない場合、アーカイブ・プロセスにタイムスタンプ情報は含まれず、「プリファレンス」ダイアログの「貼付けによる上書き」領域の「古い」オプションは無視されます。アンアーカイブするときに、オブジェクトまたはフォルダがアンアーカイブされた時刻を示すタイムスタンプがシステムによって適用されます。

    • 各オブジェクトまたはフォルダに割り当てられた権限をアーカイブするには、「権限の保持」オプションを選択します。

      このオプションを選択しない場合、アーカイブ・プロセスに権限は含まれず、「プリファレンス」ダイアログの「ACLの貼付け」領域のオプションは無視されます。アンアーカイブ時には、システムによって親フォルダの権限がすべてのオブジェクトおよびフォルダに割り当てられます。

  5. 「OK」をクリックします。

カタログ・マネージャを使用したフォルダの復元

カタログ・マネージャを使用してアーカイブからフォルダを削除できます。

カタログ・フォルダをアンアーカイブする手順は次のとおりです。

  1. カタログ・マネージャでカタログを開きます。
  2. カタログ・フォルダをアンアーカイブするには、フォルダをアンアーカイブする場所にナビゲートします。
  3. ファイル」メニューから、「アンアーカイブ」を選択します。
  4. アーカイブ・ファイル・パス」フィールドに、アンアーカイブするカタログ・フォルダのパス名を指定します。「参照」ボタンをクリックし、ダイアログを表示してパス名を選択します。
  5. 「OK」をクリックします。