ユーザー・インタフェースのカスタマイズ
ユーザー・インタフェースは、スクリプトおよびカスタム・インタフェースを使用して生成されるため、カスタマイズ性に優れています。
ルック・アンド・フィールは、スキン、スタイルおよびテーマで制御します。スキンおよびテーマにより、ホームおよびダッシュボード領域外のユーザー・インタフェース・クローム(目に見えるグラフィック機能)を定義できます。
Oracle Analyticsには、Skyros、blafp (ブラウザのルック・アンド・フィール)、FusionFX (Fusionアプリケーション)など、スタイルがいくつか同梱されています。保存済テーマは、スタイル・セレクタでも使用できます。
次の各項では、Webユーザー・インタフェースをカスタマイズする方法について説明します。
スキン、スタイルおよびテーマとは
スキン、スタイルおよびテーマは、インタフェースの外観を変更します。
Oracle BI EEのインタフェースをユーザーにどのように表示するかは、スキン、スタイルおよびテーマを作成することで制御できます。スキンとスタイルの主な違いは、スタイルはダッシュボード・コンテンツのみに適用されるのに対して、スキンはユーザー・インタフェースのその他すべての部分に適用されるという点です。たとえば、Oracle BI EE内では、分析およびスコアカード化で使用されるコンポーネントにスキンが適用されます。テーマは、どのように適用されるかによって、インタフェース全体またはダッシュボード・コンテンツ、あるいはその両方に適用できます。
デフォルトのスタイルおよびスキンをinstanceconfig.xmlファイルに指定します。その上で、コンテンツ・デザイナが特定の要素を変更して、テキストやリンクの色、テキストのフォントやサイズ、表の枠線、グラフの色や属性など、ダッシュボードの表示用の書式設定を制御します。ユーザー・インタフェースのスタイルの変更を参照してください。「テーマの管理」ページを使用して、テーマを設計および適用します。これは、instanceconfig.xmlファイルで有効化されます。その後、「権限の管理」ページでアクセス権を付与できます。
スキンおよびスタイルは、カスケーディング・スタイル・シート(CSS)とイメージを含むフォルダに編成されます。スキンおよびスタイルは通常、ロゴ、色スキーム、フォント、表の枠線などの要素を指定することで分析およびダッシュボードのルック・アンド・フィールをカスタマイズするのに使用する一方で、適切なスタイル・シート・ファイルで特定のスタイル・タグを挿入することで様々な要素の位置および行端揃えを制御するのにも使用できます。スタイルのカスタマイズについてを参照してください。テーマは、「テーマの管理」ページを使用して編成されます。
ユーザー・インタフェースのカスタマイズに関する一般的なヒント
ユーザー・インタフェースをカスタマイズする予定の場合は、次の事項に注意してください。
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プレゼンテーション・サービスでは、JavaScriptによってではなく、スキンおよびスタイルを変更してユーザー・インタフェースの要素および外観をカスタマイズします。スクリプトのオブジェクトおよびメソッドが変更され、アップグレード時にこれらのファイルが置き換えられる可能性があるため、JavaScriptファイルは変更しないでください。
ダッシュボードでは、適切な権限を持つユーザーが個々のダッシュボード・セクションを、HTMLを追加することでカスタマイズできます。このHTMLにはJavaScriptを含めることができます。
適切な権限があるユーザーは、テーマを使用してインタフェース全体および分析の出力をカスタマイズできます。Oracle Analytics Serverでのデータのビジュアル化のカスタム・テーマの作成を参照してください。
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デプロイメントは、特定の言語に適応させることができます。Oracle Analytics Serverのローカライズを参照してください。
スタイルのカスタマイズについて
Oracle Analytics Serverには、blaf (ブラウザのルック・アンド・フィール)、FusionFX (Fusionアプリケーション)、Skyrosなど、様々なスタイルが同梱されています。Oracle Analytics ServerまたはOracle Analytics Server Publisherのルック・アンド・フィールをカスタマイズする場合、bicustom-template.earに用意されているカスタム・スタイルを叩き台として使用することをお薦めします。
このカスタム・スタイルは、Skyrosスタイルのコピーです。詳細は、ユーザー・インタフェースのスタイルの変更を参照してください。
スタイル・シート(master.css)を含め、一般的なSkyrosスタイルおよびイメージ・ファイルのほとんどは、マスター・ディレクトリに格納されます。このディレクトリとその構造の詳細は、スタイルのカスタマイズを参照してください。
スタイル・シート内では、更新できる各要素(またはクラス)にコメントが付けられています。
他のスタイル・シートもSkyrosのスタイル・フォルダおよびスキン・フォルダに格納されます。通常は、ユーザー・インタフェースの各詳細のスタイルを指定する拡張カスタム・スキンを作成している場合を除き、これらのファイルを更新する必要はありません。
ユーザー・インタフェースのスタイルの変更
独自のスタイルおよびスキンを作成している場合、CSS、graph.xmlおよびイメージ・ファイルを作成し、それらを使用可能にする必要があります。これらのファイルを使用可能にするには、次の2つの方法があります。
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方法1: bicustom.earファイルを使用して独自のファイルを単一ファイルにパッケージ化し、クラスタ内のノード全部に簡単にデプロイできるようにします。この方法は、スケール・アウトした本番システムのクラスタ化された環境でデプロイする場合に便利です。方法1: "bicustom.ear"ファイルの初回デプロイを参照してください。
bicustom.earファイルを再デプロイする場合は、方法1: "bicustom.ear"ファイルの再デプロイを参照してください。
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方法2: 共有ファイル・システムを使用します。この方法は、すぐに変更を確認する場合やカスタマイズがシステムのファイアウォールの外にある場合に便利です。方法2: 共有フォルダを使用したデプロイを参照してください。
方法2を使用して加えた変更を表示する場合は、方法2: 共有フォルダに対する変更の表示を参照してください。
方法1: "bicustom.ear"ファイルの初回デプロイ
エンタープライズ・アーカイブ(EAR)ファイルとは、特殊なフォルダおよびファイル構造からなるアーカイブ(ZIP)ファイルです。
EARファイルを作成するには、ZIPツール(7-zipなど)を使用した後、ZIP拡張子をEARに変更します。bicustom-template.earファイルが叩き台として用意されています。
bicustom-template.earファイルには、bicustom.warファイルが格納されています。Webアーカイブ(WAR)ファイルも、特殊なフォルダおよびファイル構造からなるZIPファイルです。カスタム・スキン・ファイルを含めるには、bicustom-template.earファイル内のbicustom.warファイルを更新する必要があります。bicustom.warファイルには、すぐに利用できるように、サンプルのフォルダ構造が含まれています。
ノート:
この方法では、クラスタ内のすべてのノードにカスタム・スキンを自動的にデプロイします。
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ORACLE_HOME/bi/bifoundation/jee/bicustom-template.ear
をBI_DOMAIN/bidata/components/OBIPS/bicustom.ear
にコピーします。ノート:
パッチ適用またはアップグレードのプロセスでは、bicustom-template.earファイルは上書きされる場合がありますが、bicustom.earファイルは上書きされません。
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bicustom.earファイルを更新します。
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bicustom.earファイルからbicustom.warファイルを抽出します。
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bicustom.warファイルからファイルを抽出します。
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ファイルを編集してカスタム・スタイルを作成し、変更を保存します。スタイルのカスタマイズを参照してください。
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変更でbicustom.warファイルを更新します。
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新しいbicustom.warファイルでbicustom.earファイルを更新します。
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bicustom.earファイルをデプロイします。
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Oracle Weblogic Server管理コンソールにログインします。
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「ロックして編集」をクリックします。
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「ドメイン構造」リージョンで、「デプロイメント」をクリックします。
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「デプロイメント」表の「インストール」をクリックします。
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bicustom.earファイルが格納されているフォルダにナビゲートします(デフォルトでは、このファイルは
BI_DOMAIN/bidata/components/OBIPS/
にあります)。 -
bicustom.earファイルを選択します。
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「次」をクリックします。
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「Install this deployment as an application」を選択します。
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「次」をクリックします。
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「デプロイメントを次の場所からアクセス可能にする」を選択します。
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「終了」をクリックします。
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「保存」をクリックします。
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「変更のアクティブ化」をクリックします。
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新しいアプリケーションを起動します。
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「ドメイン構造」リージョンで、「デプロイメント」をクリックします。
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「デプロイメント」表の「bicustom」チェック・ボックスを選択します。
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「開始」をクリックして、「すべてのリクエストを処理」を選択します。
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instanceconfig.xmlファイルを更新して、「ダッシュボードのプロパティ」ダイアログの「スタイル」オプションのデフォルト値として使用するスタイルおよびスキンを指定します。
これらのエントリがinstanceconfig.xmlファイルに存在しない場合は、fusionFXがデフォルト・スタイルです。スタイルおよびスキンは、
ORACLE_HOME\bi\bifoundation\web\appv2\res
ディレクトリにあります。-
次のinstanceconfig.xmlファイルを開いて編集します。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBIPS
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次の例に示すように、必要な要素とその祖先要素を追加します。
<ServerInstance> <UI> <DefaultStyle>Skyros</DefaultStyle> <DefaultSkin>Skyros</DefaultSkin> </UI> </ServerInstance>
DefaultStyleおよびDefaultSkinはそれぞれ、カスタムのスタイル・プロパティおよびスキン・プロパティの名前です。
Altaカスタム・スタイルおよびスキンを使用するには、上の
Skyros
をAlta
に置き換えます。ノート:
これらの名前は、スタイルおよびスキンが格納されているフォルダに付けられた名前と一致する必要があります。アンダースコアを使用しないでください。たとえば: フォルダがs_Skyrosのように文字s_で始まっている場合、s_は省略されます。
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変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
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プレゼンテーション・サービスを再起動します。プロセスの管理についてを参照してください。
bicustom.earファイルを再デプロイする場合は、方法1: "bicustom.ear"ファイルの再デプロイを参照してください。
方法1: "bicustom.ear"ファイルの再デプロイ
エンタープライズ・アーカイブ(EAR)ファイルとは、特殊なフォルダおよびファイル構造からなるアーカイブ(ZIP)ファイルです。
カスタム・スキンを更新するには次のタスクを使用します。
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bicustom.earファイルを更新します。
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デプロイメントを更新します。
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Oracle Weblogic Server管理コンソールにログインします。
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「ロックして編集」をクリックします。
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「ドメイン構造」リージョンで、「デプロイメント」をクリックします。
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「デプロイメント」表の「bicustom」チェック・ボックスを選択します。
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「更新」をクリックします。
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「終了」をクリックします。
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「変更のアクティブ化」をクリックします。
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「構成の解放」をクリックします。
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プレゼンテーション・サービスを再起動します。
ノート:
カスタマイズしたファイルでイメージやフォント色などのコンポーネント値を変更した場合、プレゼンテーション・サービスを再起動する必要はありません。また、instanceconfig.xmlファイルでデフォルトのスキンまたはスタイルを変更した場合も、プレゼンテーション・サービスを再起動する必要はありません。
方法2: 共有フォルダを使用したデプロイ
方法2は、カスタムのスタイル・フォルダおよびスキン・フォルダ内のCSSおよびイメージ・ファイルに加えた変更をできるだけ早く表示する開発環境またはテスト環境に最も適しています。
この方法は、カスタマイズがプレゼンテーション・サービスのファイアウォールの外にある場合にも使用されます。
静的ファイルはORACLE_HOME\bi\bifoundation\web\appv2
にあります。Webサーバーには、クラスタリングなどの共有ファイル・システムを含め、ファイル・システム内のどの場所にでも配置できる静的ディレクトリを公開する独自の方法があります。静的ディレクトリの公開については、ご使用のサーバーのドキュメントを参照してください。
ノート:
Oracle WebLogic Serverを構成してApache HTTP Server、Microsoft Internet Information Server (Microsoft IIS)、Oracle HTTP ServerなどのWebサーバーと連携させる方法の詳細は、次のドキュメントを参照してください。
Oracle WebLogic Serverプロキシ・プラグインの使用
Oracle HTTP Serverの管理
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カスタム・スタイルを作成します。
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bicustom-template.earファイルからbicustom.warファイルを抽出します。
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bicustom.warファイルの内容をOracle Weblogic Serverがアクセス可能な場所(
c:\custom
など)に抽出します。 -
ファイルを編集してカスタム・スタイルを作成し、変更を保存します。詳細は、スタイルのカスタマイズを参照してください。
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カスタム・フォルダをデプロイします。
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Oracle Weblogic Server管理コンソールにログインします。
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「ロックして編集」をクリックします。
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「ドメイン構造」リージョンで、「デプロイメント」をクリックします。
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「デプロイメント」表の「インストール」をクリックします。
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カスタム・スタイルが格納されているフォルダ(
c:\custom
など)にナビゲートします。 -
「次」をクリックします。
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「Install this deployment as an application」を選択します。
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「次」をクリックします。
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デプロイメント・ターゲットとしてbi_clusterを選択します。
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「次」をクリックします。
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名前をAnalyticsResに設定します。
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「デプロイメントを次の場所からアクセス可能にする」を選択します。
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「次」をクリックします。
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「はい、デプロイメントの構成画面に移動します。」を選択します。
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「終了」をクリックします。
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「構成」タブをクリックします。
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「コンテキスト・ルート」ボックスに/analyticsResと入力します。
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「保存」をクリックします。
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「OK」をクリックします。
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「変更のアクティブ化」をクリックします。
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「構成の解放」をクリックします。
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新しいアプリケーションを起動します。
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「ドメイン構造」リージョンで、「デプロイメント」をクリックします。
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「デプロイメント」表の「analyticsRes」チェック・ボックスを選択します。
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「開始」をクリックして、「すべてのリクエストを処理」を選択します。
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instanceconfig.xmlファイルを更新してカスタマイズを指すパスを指定します。これで、プレゼンテーション・サービスでアクセスできるようになります。
プレゼンテーション・サービスにより、分析エディタおよびダッシュボードのユーザー・インタフェースが生成され、データがビジュアル化されます。
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次のinstanceconfig.xmlファイルを開いて編集します。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBIPS
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ServerInstanceセクションを探します。
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次の例に示すように要素を追加します。
<ServerInstance> <UI> <DefaultStyle>Skyros</DefaultStyle> <DefaultSkin>Skyros</DefaultSkin> </UI>
<URL>
<CustomerResourcePhysicalPath>c:\custom\res
</CustomerResourcePhysicalPath>
<CustomerResourceVirtualPath>/analyticsRes/res
</CustomerResourceVirtualPath>
</URL>
</ServerInstance>DefaultStyleおよびDefaultSkinはそれぞれ、カスタムのスタイル・プロパティおよびスキン・プロパティの名前です。
Altaカスタム・スタイルおよびスキンを使用するには、上の
Skyros
をAlta
に置き換えます。ノート:
CustomerResourceVirtualPathは、「コンテキスト・ルート」ボックスに入力した場所を指します。
プレゼンテーション・サービスのダッシュボードまたはレポートをADFアプリケーションに埋め込んでいる場合、次の例に示すように、DefaultStyle要素とDefaultSkin要素の後にSkinMappings要素を追加する必要があります。
<ServerInstance> <UI> <DefaultStyle>Skyros</DefaultStyle> <DefaultSkin>Skyros</DefaultSkin> <SkinMappings> <skinMapping> <biadfSkinFamily>fusion</biadfSkinFamily> <biSkin>FusionFx</biSkin> </skinMapping> <skinMapping> <biadfSkinFamily>blafplus-rich</biadfSkinFamily> <biSkin>blafp</biSkin> </skinMapping> <skinMapping> <biadfSkinFamily>skyros</biadfSkinFamily> <biSkin>Skyros</biSkin> </skinMapping> </SkinMappings> </UI>
<URL>
<CustomerResourcePhysicalPath>c:\custom\res
</CustomerResourcePhysicalPath>
<CustomerResourceVirtualPath>/analyticsRes/res
</CustomerResourceVirtualPath>
</URL>
</ServerInstance> -
変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
-
プレゼンテーション・サービスを再起動します。
-
スタイルのカスタマイズ
カスタム・スタイルを作成するには、ファイルを1つ以上編集する必要があります。
スタイル・ディレクトリが抽出されるbicustom.warフォルダ構造では、アプリケーション・リソース(res)ディレクトリ内(./res/)は次のようになっており、関連ファイルが格納されています。
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./res/filemap.xml
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./res/s_Custom/
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./res/s_Custom/master/
-
./res/s_Custom/master/master.css
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./res/s_Custom/master/graph.xml
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./res/s_Custom/master/custom.css
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./res/s_Custom/master/styleproperties.res
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./res/s_Custom/master/*.png
-
./res/s_Custom/master/*.gif
接頭辞としてs_が付いているスタイル・ディレクトリには、スタイル・シート、イメージ・ファイルおよびgraph.xmlファイルが格納されます。
クラスはすべて、CSSまたはgraph.xmlファイル内にあります。
次の表に、"res"フォルダ構造の内容について説明します。
フォルダまたはファイル名 | 説明 |
---|---|
filemap.xml2 |
filemap.xmlファイルを使用すると、スタイルまたはスキンによって別のスタイルまたはスキンを拡張することを指定できるようになります。デフォルトでは、s_Custom1がs_Skyrosを拡張しますが、これはfilemap.xmlファイルに定義されています。つまり、カスタムのスタイルまたはスキンの一部としてファイルが見つからない場合、プレゼンテーション・サービスはそのファイルを次にどこで探せばよいか認識しています。filemap.xmlファイルの内容は、次のようになっています。
|
s_Custom |
s_Customは、Customという名前のスタイルを定義するファイルが格納されているフォルダです。接頭辞s_は、フォルダにスタイルが格納されることを示します。この名前は、「ダッシュボードのプロパティ」ダイアログの「スタイル」オプションに表示されます。 instanceconfig.xmlファイルを使用してデフォルト・スタイルを手動で変更する場合、instanceconfig.xmlファイルに指定するスタイル名はこのフォルダ名の一部として指定したスタイル名と一致する必要があります。スタイルには好きな名前を付けることができますが、s_で始める必要があります。カスタム・スタイルの名前を変更する場合は、filemap.xmlファイルも新しいスタイル名で更新する必要があります。 新しいスタイル・フォルダに追加するファイルおよびフォルダが、基本スタイルのファイルおよびフォルダと同じ名前(filemap.xmlファイルで定義)を共有する場合、これらの新しいファイルおよびフォルダは基本スタイルのファイルのかわりに使用されます。基本スタイルのファイルおよびフォルダを参考にしてカスタム・スタイル・フォルダを作成します。 必要な数だけ様々なスタイルを定義できます。s_Customフォルダのコピーを同じフォルダに作成し、接頭辞としてs_を付けて名前を付けます(s_Corporateなど)。追加のカスタム・スタイルを作成した場合は、filemap.xmlファイルのスタイル階層にそれらを追加する必要もあります。 |
sk_Custom |
sk_Custom1は、スタイルだけでなくフル・スキンをカスタマイズするために作成するフォルダです。sk_Customは、s_Customフォルダの兄弟として作成します。sk_Customは、bicustom-template.earファイルの一部として提供されません。接頭辞sk_は、フォルダにスキンが格納されることを示します。 instanceconfig.xmlファイルを使用してデフォルト・スキンを手動で変更する場合、instanceconfig.xmlファイルに指定するスキン名はこのフォルダ名の一部として指定したスキン名と一致する必要があります。スキンには好きな名前を付けることができますが、sk_で始める必要があります。カスタム・スキンの名前を変更する場合は、filemap.xmlファイルも新しいスキン名で更新する必要があります。 新しいスキン・フォルダに追加するファイルおよびフォルダが、基本スキンのファイルおよびフォルダと同じ名前(filemap.xmlファイルで定義)を共有する場合、これらの新しいファイルおよびフォルダは基本スキンのファイルのかわりに使用されます。基本スキンのファイルおよびフォルダを参考にしてカスタム・スタイル・フォルダを作成します。 必要な数だけ様々なスキンを定義できます。sk_Customフォルダのコピーを同じフォルダに作成し、接頭辞としてsk_を付けて名前を付けます(sk_Corporateなど)。追加のカスタム・スキンを作成した場合は、filemap.xmlファイルのスキン階層にそれらを追加する必要もあります。 |
master |
masterフォルダには、カスタム・スタイルの作成に必要なファイルがすべて格納されます。 |
master.css |
master.cssファイルには、スタイルで使用されるCSSクラスがすべて含まれ、プレゼンテーション・サービスおよびパブリッシャ全体で使用されるCSSクラスおよびスタイルのほとんどが定義されます。このファイルに含まれるクラスに定義されているスタイルを変更すると、システムの広範囲に影響します。 このファイルのCSSクラス・セレクタ(CSSクラス名)の変更はお薦めしません。各CSSクラス内に定義されているスタイルを変更してください。master.cssファイルには、どのクラスが適用され、ユーザー・インタフェースのどの部分に適用されるかを理解するのに役立つコメントも含まれます。 |
custom.css |
custom.cssファイルは、master.cssファイルによってインポートされる空(空白)のファイルです。custom.cssファイルを使用すると、master.cssを変更せずに(たとえば、スタイルを分析に適用するために)独自のCSSクラスを追加したり、master.cssファイルのクラスをオーバーライドできます。別ファイルであるcustom.cssファイルで変更内容を維持すると、パッチおよび更新で適用される、master.cssファイルに対する今後の改善を利用できるようになります。 |
graph.xml |
graph.xmlファイルを使用すると、分析での各種グラフに適用するデフォルト・スタイルをすべて定義できます。graph.xmlファイルにはコメントが付いています。このようなコメントでは、各設定の有効な値とそのスタイルの要素について説明しています。 ノート: graph.xmlファイルのスタイルをカスタマイズする場合は、更新したファイルを次の場所にコピーする必要があります。
たとえば、Skyrosグラフのカスタマイズの場合、更新したgraph.xmlファイルを次の場所にコピーします。
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styleproperties.res |
styleproperties.resファイルにより、ユーザー・インタフェースの要素のいくつかを詳細に制御できます。たとえば、ダッシュボードのレンダリング時に使用するデータ・ロード・アニメーションのバージョンを指定できます。データ・ロード・アニメーションは、Webページでサーバーからデータをロードする際に、ページの"ステータス・インジケータ"領域で使用されます。データ・ロード・アニメーションには異なるバージョンが2つあり、明るい背景で使用するために暗い前景色を使用しているアニメーションと、その反対のアニメーションです。 styleproperties.resファイルにはコメントが付いています。このようなコメントでは、要素を説明しています。 |
.pngおよび.gif (イメージ・ファイル) |
masterディレクトリには、必要なすべてのイメージと最も一般的なイメージがあります。これらのイメージは、主に.png形式と.gif形式です。これらのイメージは、独自のファイル(できれば同じサイズのイメージ)で置き換えることができます。 |
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s_Customなどのファイル名は、大/小文字が区別され、Linuxでは小文字です。
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filemap.xmlファイルの使用による拡張対象のスタイルまたはスキンの指定は、プレゼンテーション・サービスに対してのみ適用されます。