可用性の管理(水平方向のスケーリング)

デプロイメント内に特定のコンポーネントのインスタンスが複数ある場合は、まず、クラスタ化された各コンポーネントで使用する共有ファイルおよびディレクトリを構成する必要があります。

共有ファイルとディレクトリの設定を参照してください。

水平方向にスケール・アウトした後、通常は、複数の管理対象サーバー全体にリクエストを配信するためにHTTPサーバーおよびロード・バランサを構成します。『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』クラスタでのロード・バランシングに関する項を参照してください。

この項で説明するコマンドは、上級ユーザーのみが使用します。追加のホストを構成する場合に可用性コマンドがプロセスの対称セットを自動的に作成することに注意してください。

ノート:

SSLが構成されている場合に新しいノードをクラスタに追加するには、新しいクラスタにスケール・アウトする必要があります(新しいコンピュータの追加を参照)。次に、SSLが正しく設定されていることを確認します(Oracle Analytics Serverセキュリティの管理Oracle Business IntelligenceでのSSLの構成を参照)。