既存のコンピュータの削除

クラスタから障害が発生したコンピュータまたは冗長なコンピュータを削除します。コンピュータ、管理対象サーバー、ノード・マネージャおよびシステム・コンポーネントがドメインから削除されます。サービス・インスタンスの登録が解除され、ポートの割当てが解除されます。

前提

  • 適切なファイル・システム(オフライン)権限またはOracle WebLogic Server管理者(オンライン)権限が必要です。

  • システムが実行されていても(オンライン)、停止していても(オフライン)構いません。

  • プライマリ・コンピュータは削除できません。

  • サービス・インスタンスの登録は追加または削除できます。

  • バイナリ・ファイル、構成ファイルまたは状態情報は、削除するコンピュータから削除されません。

  • stopコマンドを使用してもサービスは失われません。

  • ユーザーが強制しないかぎり、stopコマンドを使用しても可用性は失われません。

  • クラスタ・コントローラ、スケジューラおよびBIサーバーの制御は変更されません。

前提条件

可能な場合、status.shおよびstop.shスクリプトを使用して削除する前にターゲット・コンピュータのアクティブなコンポーネントを停止する必要があります。コマンドを使用したプロセスの起動、停止およびステータス表示を参照してください。

  1. 次のdeleteBIMachine WLSTコマンドを使用して、cloneBIMachineまたはclone_bi_machine.shで作成されたコンポーネントを削除します。

    ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin/wlst.sh

    たとえば:

    deleteBIMachine(DOMAIN_HOME, machineName)

    または、次のdelete_bi_machine.shスクリプトを実行します。

    DOMAIN_HOME/bitools/bin/delete_bi_machine.sh|cmd machineName

    コマンドは削除されたコンピュータ名を表示します。