- Oracle Analytics Serverの管理
- 詳細な構成設定
- マッピングおよび空間情報の高度なオプションの構成
- マップ・ビューの手動による構成
マップ・ビューの手動による構成
マップ・ビューの構成には、instanceconfig.xmlファイルの様々な要素を使用します。
- 次のinstanceconfig.xmlファイルを開いて編集します。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBIPS
- SpatialMapsセクションを見つけ、このセクションに次の用語を追加する必要があります。
-
ColocatedOracleMapViewerContextPath — Oracle Analytics Serverと同じ場所にある(コロケート)MapViewerインスタンスのコンテキスト・パスを指定します。デフォルト値は/mapviewerです。
-
RemoteOracleMapViewerAbsoluteURL — リモートのMapViewerインスタンスのURLを指定します。この要素にはデフォルト値はありません。
この要素に値が指定されていない場合、マップ・レンダリング・エンジンはコロケートMapViewerインスタンス(/mapviewerなど)であるとみなされます。この要素に値が指定されている場合は、コロケートMapViewerがリモート・サーバーに対するすべてのリクエストのプロキシとして機能します。次の例は値のサンプルです。
<RemoteOracleMapViewerAbsoluteURL>http://remoteserver:9704/mapviewer </RemoteOracleMapViewerAbsoluteURL>
-
MaxRecords — マップ上の個々のレイヤーに含めることができる最大レコード数を指定します。この設定はマップ上のすべてのレイヤーに適用されるとともに、この設定によって、データ・キューブに適用されるMaxVisibleRows要素がオーバーライドされます。デフォルト値は500です。レイヤーの形式が原因でこの値を超える場合は、警告メッセージが表示されます。親要素はLayerDataLayoutです。
-
SyndicatedOracleMapViewerContextPath — マップを外部ページに埋め込む場合に使用するMapViewerインスタンスのURLを指定します。詳細および例は、マップを外部で使用するための構成を参照してください。
-
- 次の例に示すように、必要な要素とその祖先要素を追加します。
<ServerInstance> <SpatialMaps> <ColocatedOracleMapViewerContextPath>/mapviewer</ColocatedOracleMapViewerContextPath> <RemoteOracleMapViewerAbsoluteURL></RemoteOracleMapViewerAbsoluteURL> <LayerDataLayout> <MaxRecords>600</MaxRecords> </LayerDataLayout> </SpatialMaps> </ServerInstance>
- 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
- システムを再起動します。