ユーザーおよびアクティビティ・ログのモニター

「セッションの管理」ページから、現在サインインしているユーザーに関する情報を確認したり、レポート問合せをトラブルシューティングできます。

トピック:

サインインするユーザーのモニター

セッションの管理ページから、サービスにサインインしているユーザー数を確認したり、各ユーザーの詳細情報を表示できます。

  • ユーザーID: ユーザーがサインインするときに入力した名前。
  • ブラウザ情報: サインインに使用されたブラウザの情報。
  • ログオン: ユーザーがサインインした時刻。
  • 最終アクセス: このユーザーの最後のアクティビティのタイムスタンプ。別のページへの切替えなど、あらゆるアクティビティが対象です。
  1. Oracle Analyticsホーム・ページで、「ナビゲータ」をクリックしてから、「コンソール」をクリックします。
  2. セッションおよび問合せキャッシュをクリックします。
  3. 「セッション」セクションを探します。

    ページ上部にある「セッション」セクションには、現在サインインしているユーザー数(セッションの合計数)、およびそのユーザーに関する詳細情報が表示されます。

  4. 特定のユーザーをモニターするには、「セッション別にカーソルをフィルタ」を選択します。

    このユーザーに関する情報が「カーソル・キャッシュ」表に表示されます。

    すべてのユーザーに関する情報を表示するには、「フィルタのクリア」をクリックします。

  5. 特定のユーザーに関するメッセージのログ方法を変更するには、リストから「ログ・レベル」を選択します。

    デフォルトでは、ロギングは無効です。

SQL問合せおよびログの分析

管理者は、個人がサービスを使用する際に実行した、基礎となるSQL問合せリクエストを確認できます。

  1. ホーム・ページで「ナビゲータ」をクリックし、「コンソール」をクリックします。
  2. 「セッションおよび問合せキャッシュ」をクリックします。
  3. 「カーソル・キャッシュ」セクションを見つけ、そこに記録されている問合せ情報を確認します。カーソル・キャッシュ表に記録される問合せ情報を参照してください。
  4. オプション: 「カーソル・キャッシュ」表の情報を除去するには、「すべてのカーソルを閉じる」をクリックします。
  5. オプション: 分析に対して実行しているすべてのリクエストを取り消すには、「実行中のリクエストの取消し」をクリックします。

カーソル・キャッシュ表に記録される問合せ情報

管理者は、個人がサービスを使用する際に実行した、基礎となるSQL問合せリクエストを確認できます。

これらのオプションは分析およびダッシュボードにのみ適用されます。データ・ビジュアライゼーションには適用されません。

フィールド 説明

ID

各エントリに割り当てられる一意の内部識別子。

ユーザー

分析を実行して最後にキャッシュに配置したユーザーの名前。

参照

キャッシュに配置されてからこのエントリが参照された回数。

ステータス

このキャッシュ・エントリを使用する分析のステータス。

  • 起動中 — 分析は実行を開始中です。

  • 親を待機中 — 分析内のビューは、問合せのデータが返されるのを待機しています。

  • 実行中 — 分析は現在実行中です。

  • 終了 — 分析は終了しました。

  • キュー待機 — システムは、分析を処理できるように、スレッドが使用可能になるのを待機しています。

  • 取消中 — アプリケーションは、分析の取消しを処理しています。

  • エラー — 分析の処理中または実行中にエラーが発生しました。エラーの詳細は、「文」列を参照してください。

時間

分析の処理および実行にかかった時間が1秒刻みに表示されます。値0(ゼロ秒)は、分析が完了するのに1秒かからなかったことを示します。

アクション

クリックして分析を操作できるリンク。

  • 取消 — 分析を終了します。処理中の分析に対して表示されます。分析を実行しているユーザーは、分析が管理者によって取り消されたことを示す情報メッセージを受信します。

  • 閉じる — この分析に関連付けられているキャッシュ・エントリをクリアします。完了した分析に対して表示されます。

  • ログの表示 — この分析に対して実行された問合せのログが表示されます。

  • 診断 — Oracleカスタマ・サポートと共有できる診断情報のHTMLページが表示されます。

最終アクセス

分析の要件を満たすためにこの分析のキャッシュ・エントリが最後に使用された時間のタイムスタンプ。

分析に対して実行された論理SQL文、または分析がエラーになった場合のエラーの性質に関する情報。

情報

使用状況トラッキング情報(たとえば、問合せを含む分析)。

レコード

結果セットに含まれるレコードのうち、表示されたレコードの数(たとえば、50+は、50のレコードが表示されたが未フェッチの追加のレコードが存在することを示しており、75は、75のレコードが表示され未フェッチのレコードは存在しないことを示します)。