ユーザー、ロールおよびデータ・アクセスの構成

この章では、ユーザー、ロールおよびデータ・アクセスを構成する手順を説明します。

ロールの作成

「管理」ページでロールを作成します。

Publisherで新しいロールを作成するには:

  1. Publisher「管理」ページに移動します。
  2. 「セキュリティ・センター」で「ロールと権限」をクリックします。
  3. 「ロールの作成」をクリックします。
  4. ロールの名前を入力し、オプションで説明を入力します。
  5. 「適用」をクリックします。
  6. ロールの割当て」をクリックし、ロールをユーザーに割り当てます。
  7. シャトル・ボタンを使用して、ロールを「使用可能なロール」から「割当済ロール」に移動します。「適用」をクリックします
  8. ロールを別のロールに追加するには、「ロールの追加」をクリックします。
  9. シャトル・ボタンを使用して、ロールを「使用可能なロール」から「含まれているロール」に移動します。「適用」をクリックします

データソースをロールに追加するには、「データ・アクセス権の付与」を参照してください。

ユーザーの作成およびユーザーへのロールの割当て

「管理」ページでユーザーを作成します。

ユーザー・グループを作成してロールを割り当てるには:
  1. Publisher「管理」ページに移動します。
  2. 「セキュリティ・センター」で「ユーザー」をクリックします。
  3. 「ユーザーの作成」をクリックします。
  4. ユーザーの「ユーザー名」「パスワード」を追加します。
  5. 「適用」をクリックします。
  6. ロールの割当て」をクリックし、ロールをユーザーに割り当てます。
  7. シャトル・ボタンを使用して、ロールを「使用可能なロール」から「割当済ロール」に移動します。「適用」をクリックします

カタログ権限の付与

ロールからカタログのオブジェクトにアクセスするには、そのロールにオブジェクトとそのオブジェクトが含まれているフォルダの両方に対する読取り権限が付与されている必要があります。

権限はフォルダ・レベルで付与できるので、フォルダに含まれているオブジェクトとサブフォルダすべてに適用することも、個々のオブジェクトに適用することもできます。

カタログ権限をロールに付与するには:

  1. カタログにナビゲートします。
  2. 権限を付与するフォルダやオブジェクトを選択し、「詳細」をクリックします。メニュー(次の図に示す)から「権限」を選択します。または、該当のフォルダを選択し、「タスク」リージョンで「権限」をクリックします。

    ノート:

    ルートの共有フォルダに対する権限は付与できません。

  3. 「権限」ダイアログで「作成」をクリックします。
  4. 「ロールの追加」ダイアログ・ボックスで、検索文字列を入力してロールを検索するか、「検索」をクリックしてすべてのロールを表示します。シャトル・ボタンを使用してロールを「使用可能なロール」リストから「選択済ロール」リストに移動します。
  5. 完了したら、「OK」をクリックして、「権限」ダイアログ・ボックスに戻ります。
  6. 権限」ダイアログ・ボックスで、ロールで必要な権限を構成します。

    次の点に注意してください。

    • レポート・デベロッパ・ロールの横のアイコンは、このロールにPublisherの機能ロールのいずれか1つ(この場合は、Publisherデベロッパ・ロール)が割り当てられていることを示しています。

    • レポート・デベロッパ・ロールにこのフォルダに対するアクセス権が割り当てられると、Publisherデベロッパ・ロールが保持する権限に基づいて、レポート・オンラインの実行、レポートのスケジュール、およびレポート出力の表示の権限が自動的に付与されます。

  7. フォルダに権限を付与するときに、その権限をすべてのオブジェクトに適用する場合は、「このフォルダ内の項目への権限の適用」を選択します。

データ・アクセス権の付与

特定のレポートを実行またはスケジュールする、あるいは特定のデータ・モデルを作成または編集するために、データソースへのアクセス権をロールに付与する必要があります。

ロールで次のことを実行する必要がある場合には、データソースに対するアクセス権をロールに付与する必要があります。

  • データソースからデータを取得するデータ・モデルに基づいて作成されたレポートの実行またはスケジュール

  • データソースからデータを取得するデータ・モデルの作成または編集

ロールにデータソースへのアクセス権限を付与するには:

  1. Publisher「管理」ページに移動します。
  2. 「セキュリティ・センター」で「ロールと権限」をクリックします。
  3. 「ロールと権限」ページで、該当のロールを選択し、「データソースの追加」をクリックします。
  4. 「データソースの追加」ページには、次の各タイプのデータソースのリージョンが表示されます。
    • データベース接続

    • ファイル・ディレクトリ

    • LDAP接続

    • OLAP接続

  5. シャトル・ボタンを使用して、目的のデータソースを「使用可能なデータソース」リストから「許可されたデータソース」リストに移動します。
  6. 完了したら、「適用」をクリックします。