Oracle Siebel CRMセキュリティとの統合
PublisherとSiebelセキュリティの統合を構成するには、次の各項のタスクを実行します。
PublisherロールのSiebel CRMの職責としての設定
PublisherのロールをSiebel CRMの職責として設定したら、これらのロールを適切なユーザーに割り当てます。Publisherでレポート権限を設定する際に使用できるレポート・ロールを追加で作成することもできます。
PublisherでSiebelセキュリティを使用するための構成
「管理」ページで、Siebelセキュリティを使用するようにPublisherを構成します。
Publisherにログインしなおすと、Publisher機能ロールを追加した職責が「ロールと権限」ページに表示されます。
ロールへのデータソースの追加
特定のデータソースから生成されたレポートを表示するには、レポート利用者のロールに、データソースへのアクセス権限を付与する必要があります。
同様に、特定のデータソースに基づいてデータ・モデルを作成するには、レポート作成者のロールに、データソースへのアクセス権限を付与する必要があります。
- 「管理」タブの「セキュリティ構成」で、「ロールと権限」をクリックします。
- データソースを追加したいロールを探して、「データソースの追加」をクリックします。「データソースの追加」ページが表示されます。
- 「使用可能なデータソース」リストで適切なデータソースを探して、シャトル・ボタンを使用してロール用の「許可されたデータソース」リストにソースを移動します。
- 「適用」をクリックします。
- レポート・データソースへのアクセスを必要とするすべてのロールについて繰り返します。
ロールへのカタログ権限の付与
特定のロールがフォルダ内のオブジェクトにアクセスするためには、そのロールに目的のカタログ・オブジェクトへの権限を付与する必要があります。
ロールがフォルダ内のあらゆるオブジェクトに対して同じアクセス権を持つように、カタログ・レベルで権限を付与するか、フォルダ内の各オブジェクトへのアクセス権を個別に割り当てることができます。
- カタログで、ロールに必要なカタログ・オブジェクトに移動します。
- オブジェクトに対する「詳細」リンクをクリックして、「権限」をクリックし、「権限」ダイアログを開きます。
- 「作成」アイコンをクリックして、「ロールの追加」ダイアログを開きます。
- 「検索」をクリックして、「使用可能なロール」のリストに値を移入します。
- 「移動」ボタンを使用して、適切なロールを「使用可能なロール」リストから「選択したロール」リストに移動します。
- 「OK」をクリックします。
- チェック・ボックスを選択して、ロールに適した権限を有効にします。
- フォルダを選択した場合: フォルダ内のすべてのアイテムに選択内容を適用するには、「このフォルダ内の項目への権限の適用」を選択します。