2Dバーコード関数

QRコードまたはPDF417 2Dバーコード・タイプをRTFテンプレートで使用できます。RTFテンプレートの作成時に、qrcodeまたはpdf417関数を使用してバーコード・タイプを指定します。これらの関数は外部フォントを必要としません。

qrcodeの構文

<?qrcode: <DATA>; <SIZE>[; <CHARSET>[; <ECLEVEL>[; <GS1FORMAT>[; <MASKPATTERN>[; <QRVERSION>]]]]]?>

説明

  • DATA – QRコード形式にエンコードするデータ。
  • SIZE - ポイント(pt)単位のQRコードのサイズ寸法。
  • CHARSET - (オプション)データをエンコードする文字セット。デフォルトはUTF8です。
  • ECLEVEL - (オプション) QRコードの誤り訂正レベル。デフォルトは「M」です。

    有効な値は次のとおりです。

    • "H" (最大30%訂正)
    • "Q" (最大25%訂正)
    • "M" (最大15%訂正)
    • "L" (最大7%訂正)
  • GS1FORMAT - (オプション) GS1形式でデータをエンコードするかどうか。データのエンコードにGS1標準を使用する場合は、「true」を入力します。
  • MASKPATTERN - (オプション)使用するQRコード・マスク・パターン。デフォルトは、最適なマスクパターンです。有効な値は、1から7までの整数(または整数の文字列表現)です。
  • QRVERSION - (オプション)エンコードするQRコードの正確なバージョン。デフォルトは、エンコードするデータのサイズによって決定されるバージョンです。有効な値は、1から40までの整数(または整数の文字列表現)です。
たとえば、次のqrcode構文では、200ピクセルのサイズ、高の誤り訂正レベル、GS1形式のエンコーディング、QRコード・バージョン4のデータでQRコードを生成します。文字セット・パターンとマスク・パターンにはデフォルト値を使用します。
<?qrcode: ‘01049123451234591597033130128’; ‘200’;’’ ; ‘H’; ‘true’; ‘’; 4?>

文字セットとマスクのパターンは、デフォルト値を使用するために空白のままにします。

pdf417の構文

<?pdf417: <DATA>[; <XSCALE>[; <COLUMNS>[; <ROWS>[; <CHARSET>]]]]?>

説明

  • DATA – PDF417フォーマットにエンコードするデータ。
  • XSCALE – PDF417モジュール幅当たりのポイント(pt)。デフォルトは1 (モジュール当たり1pt)です。
  • COLUMNS – 生成されるPDF417シンボルに使用される列数。デフォルトは-1です。
  • ROWS – 生成されるPDF417シンボルに使用される行数。デフォルトは-1です。
  • CHARSET – (オプション)バイト圧縮モードでデータをエンコードするために使用される文字セット。Latin-1(ISO-8859-1)以外の文字がデータに含まれている場合にのみ、CHARSETを指定します。