トリガーについて

イベント・トリガーはイベントをチェックし、イベントが発生するときに、トリガーに関連付けられたコードを実行します。

Publisherでは、次の3つのタイプがサポートされています。

  • データの前 - データセットが実行される直前に起動します。

  • データの後 - データ・エンジンがすべてのデータセットを実行してXMLを生成した直後に起動します。

  • スケジュール・トリガー - スケジュールされたジョブがトリガーされ、実行する前に起動します。

データの前トリガーとデータの後トリガーは、Oracle DatabaseのPL/SQLパッケージに格納されているPL/SQLファンクションを実行します。パッケージ内にあるPL/SQLファンクションの返すデータ型は必ずブール型になり、そのファンクションは明示的にTRUEまたはFALSEを返す必要があります。

スケジュール・トリガーはスケジュールされたジョブに関連付けられます。これは、レポート・ジョブを実行するようスケジュールされた時間に実行されるSQL問合せです。SQLがなんらかのデータを返す場合は、レポート・ジョブが実行されます。SQL問合せがデータを返さない場合、ジョブ・インスタンスはスキップされます。

イベント・トリガーは、パラメータ内の1つの値のみを受け付けます。複数の値をスケジュール・イベント・トリガー・パラメータに渡すと、スケジュール済ジョブのステータスが「スキップ」に設定されます。

イベント・トリガーは、バースティング定義で使用されるデータの移入には使用されません。バースティング定義の追加を参照してください。