30 アクセシビリティの機能およびヒント

次のトピックでは、Oracle Analyticsのアクセシビリティ機能および情報について説明します。

Oracle Analyticsのアクセシビリティ・モードの有効化

アクセシビリティ・モードを有効にすることで、Oracle Analyticsをナビゲートするためにキーボード・ショートカットや関連するアクセシビリティ機能を使用できるようにします。

  1. ログイン・ダイアログで、「アクセシビリティ・モード」をクリックします。
  2. アクセシビリティ設定を変更するには:
    1. クラシック・ホームで、<ユーザー名>、「マイ・アカウント」の順にクリックし、「プリファレンス」タブで「アクセシビリティ・モード」「オン」に設定します。
      その後、分析を作成するか既存の分析を編集すると、BIコンポーザがアクセシビリティ・モードで起動されます。
      「アクセシビリティ・モード」「オン」に設定し、「分析エディタ」「ウィザード」オプションを選択すると、分析の作成時または既存の分析の編集時にBIコンポーザが通常モードで起動されます。
    2. BI Publisherで、「一般」タブをクリックし、「アクセシビリティ・モード」オプションを使用します。
アクセシビリティ・モードでは、BIコンポーザを使用して分析を作成および編集します(BI Composerのキーボード・ショートカットを参照)。

Windowsシステムを使用しない場合は、そのプラットフォームの[Alt]キーに相当するキーストロークを使用します。たとえば、Macを使用している場合は、[Control] ([Ctrl])キーのかわりに[Command]キーを使用します。複数のデータ要素または列を選択するには、[Ctrl]キーを押しながら右クリックするか(Windowsシステムの場合)、[Command]キーを押しながら右クリックします(Macシステムの場合)。

ビジュアル化のキーボード・ショートカット

ビジュアル化でのナビゲートやアクションの実行には、キーボード・ショートカットを使用できます。

次のキーボード・ショートカットは、「ビジュアル化」キャンバスで作業するために使用します。

タスク キーボード・ショートカット
コンテキスト・メニューを表示します。コンテキスト・メニューから、「エクスポート・ファイル」オプションにアクセスして、ワークブックに列を追加できます。 [Shift]+[F10]
コンテンツの印刷。

[Ctrl]+[P] (Windows)

[Command]+[Shift]+[P] (Mac)

直前の「元に戻す」を取り消します。 [Ctrl]+[Y]
新しく作成したワークブックに名前を付けて保存します。 [Ctrl]+[Shift]+[S]
変更内容を含むワークブックを保存します。 [Ctrl]+[S]
直前の変更を元に戻します。 [Ctrl]+[Z]

「ビジュアル化」キャンバス内のビジュアライゼーションについて作業しているときは、次のキーボード・ショートカットを使用します。

タスク キーボード・ショートカット
ビジュアライゼーションをコピーして、ワークブック内の別のキャンバスまたは別のワークブック内のキャンバスに貼り付けます。 [Ctrl]+[C]
ビジュアライゼーションを削除します。 [Delete]キー
ビジュアライゼーションを複製します。 [Ctrl]+[D]
ビジュアライゼーションを、ワークブック内の別のキャンバスまたは別のワークブック内のキャンバスに貼り付けます。 [Ctrl]+[V]

フィルタ・バー上のフィルタ・パネル内のフィルタを操作しているときは、次のキーボード・ショートカットを使用します。

タスク キーボード・ショートカット
検索文字列を選択リストに追加します。 [Ctrl]+[Enter]

データセット、ワークブック、データ・フロー、シーケンスなどのアーティファクトを新しいタブまたはウィンドウで開く、作成または編集する場合は、次のキーボード・ショートカットを使用します。

タスク キーボード・ショートカット
新しいブラウザ・タブでアーティファクトを開きます。 [Ctrl]+アーティファクトをクリック
新しいブラウザ・ウィンドウでアーティファクトを開きます。 [Shift]+アーティファクトをクリック

文法パネルでの作業には、次のキーボード・ショートカットを使用します。

タスク キーボード・ショートカット
コピー [Ctrl]/[Cmd]+[C]
切取り [Ctrl]/[Cmd]+[X]
戻る [Shift]+[Tab]
進む [Tab]
貼付け [Ctrl]/[Cmd]+[V]

ダッシュボードおよびエージェントのキーボード・ショートカット

ダッシュボードおよびエージェントのナビゲートや操作の実行に、キーボード・ショートカットを使用できます。

タスク キーボード・ショートカット キーボード・ショートカットがダッシュボードおよびエージェントに使用可能かどうか
グローバル・ヘッダー内の最初のフォーカス可能な要素(「コンテンツにスキップ」リンク)に移動します。このリンクによって、グローバル・ヘッダーで使用可能なオプションを無視し、「ホーム」ページのメインの部分で使用できる機能に移動できます。 [Ctrl]+[Alt]+[G] ダッシュボードのみ
グローバル・ヘッダーの「ダッシュボード」ポップアップ・メニューに移動します。[Enter]キーを押して、表示するダッシュボードを選択するメニューを表示できます。 [Ctrl]+[Alt]+[D] ダッシュボードのみ
タブが表示されている場合、現在のダッシュボード・ページのタブに移動します。ダッシュボードのページが1つのみの場合、ページのタブは表示されません。 [Ctrl]+[Alt]+[P] ダッシュボードのみ
次のセクションで最初のフォーカス可能な要素に移動します。ダッシュボード・ページの場合、最初の要素は縮小アイコンです。 [Ctrl]+[Shift]+[S] ダッシュボードのみ
前のセクションで最初のフォーカス可能な要素に移動します。ダッシュボード・ページの場合、最初の要素は縮小アイコンです。 [Ctrl]+[Shift]+[U] ダッシュボードのみ
フォーカス可能な次の要素に移動します。 [Tab] ダッシュボードおよびエージェント
フォーカス可能な前の要素に移動します。 [Shift]+[Tab] ダッシュボードおよびエージェント
次のメニュー・オプションに移動します。 [↓] ダッシュボードおよびエージェント
前のメニュー・オプションに移動します。 [↑] ダッシュボードおよびエージェント
URLまたはアクティビティが関連付けられているリンク、イメージまたはボタンにフォーカスが置かれている場合、アクティビティをトリガーします。 [Enter] ダッシュボードおよびエージェント
フォーカスが置かれているメニューを閉じます。 [Esc] ダッシュボードおよびエージェント
ドロップダウンまたはコンボ・ボックスを開きます。 [Alt]+[↑]または[Alt]+[↓] ダッシュボードおよびエージェント
コンボ・ボックス内の次または前の項目を表示します。 [Ctrl]+[↑]または[↓] ダッシュボードおよびエージェント

BI Composerのキーボード・ショートカット

BI Composerのナビゲートや操作の実行には、キーボード・ショートカットを使用できます。

タスク キーボード・ショートカット
「戻る」ボタンに移動します。 [Alt]+[Shift]+[B]
「取消」ボタンに移動します。 [Alt]+[Shift]+[C]
「送信」ボタンに移動します。 [Alt]+[Shift]+[i]
「次」ボタンに移動します。 [Alt]+[Shift]+[X]
コンテキスト・メニューに移動します。たとえば、カタログ・ツリーでアイテムを選択して、[Alt]+[Ctrl]+[m]を押すと、メニュー・アイテムを展開および縮小するオプションが付いたメニューが表示されます。 [Alt]+[Ctrl]+[M]
ポップアップ・ウィンドウのメッセージを1つずつ読み上げます。 [Alt]+[↓]

ノート:

BI Composerウィザードの「カタログ」タブに表示されているカタログ・ツリーは、表として解釈されます。ツリーをナビゲートするには、ご使用のスクリーン・リーダー・プログラムのテーブル・キーストロークを使用してください。