ファイルからのデータセットの作成
このトピックでは、ファイルを使用してデータセットを作成する方法について説明します。
データセットのファイルについて
Microsoft Excelスプレッドシート(XLSXおよびXLS)、CSVファイルおよびTXTファイルからデータセットを作成できます。アップロードできる最大ファイル・サイズは250MBで、1つのファイルのデータ列制限は250列です。
コンピュータから、またはDropboxやGoogle Driveのデータ・ソース接続からファイルをアップロードおよび使用できます。
ファイルをアップロードする場合、アップロード先のデータセットでのみそれを使用できます。Oracle Analyticsはアップロードされたファイルを格納しないため、別のデータセットに含めるにはファイルを再度アップロードする必要があります。
Excelスプレッドシート・ファイルの書式設定ルール
- 表はExcelファイルの行1の列1から始めます。
- 表は、ギャップ、繰返し列名およびインライン見出しのない通常のレイアウトです。インライン見出しの例としては、印刷レポートのすべてのページに繰り返し表示される見出しがあります。
- 表にはピボット・データが含まれていません。
- 行1には、表の列の一意名が含まれます。
- 行2以降には表のデータが含まれます。
- 列のデータ型は同じです。たとえば、電子メール・アドレスの保持に電話番号列を使用しないでください。
- データの細分度は同じです。
CSVおよびTXTファイルの文字セット・エンコーディング・ルール
- UTF-8を使用してソース・ファイルをエンコードします。
- ファイルを編集する前に、適切なフォントおよびスクリプト(またはサブセット)を使用するようにテキスト・エディタを構成します。
コンピュータからアップロードされたファイルからのデータセットの作成
Excelスプレッドシート(XLSXまたはXLS)、CSVファイルおよびTXTファイルをコンピュータからアップロードして、データセットを作成できます。
- ファイルが.XLSXまたは.XLS形式のExcelスプレッドシート、CSVファイルまたはTXTファイルである。
- スプレッドシートにピボット・データが含まれていない。
- スプレッドシートが、データセットとしてのインポートや使用に適切な構成である。データセットのファイルについてを参照してください。
DropboxまたはGoogle Driveからアップロードされたファイルからのデータセットの作成
Excelスプレッドシート(XLSXまたはXLS)、CSVファイルおよびTXTファイルをDropboxまたはGoogle Driveからアップロードし、これらを使用してデータセットを作成できます。
ノート:
Google Analyticsからアップロードしたファイルは、複数の表を含むデータセットを作成したり、そのデータセットに含める場合に使用できません。- ファイルが.XLSXまたは.XLS形式のExcelスプレッドシート、CSVファイルまたはTXTファイルである。
- スプレッドシートにピボット・データが含まれていない。
- スプレッドシートが、データセットとしてのインポートや使用に適切な構成である。データセットのファイルについてを参照してください。
データセットへの複数のファイルの追加
データセットには、コンピュータから、またはDropboxやGoogle Driveからアップロードされた複数のファイルを含めることができます。
ノート:
Google Analyticsからアップロードしたファイルは、複数の表を含むデータセットを作成したり、そのデータセットに含める場合に使用できません。- ファイルが.XLSXまたは.XLS形式のExcelスプレッドシート、CSVファイルまたはTXTファイルである。
- スプレッドシートにピボット・データが含まれていない。
- スプレッドシートが、データセットとしてのインポートや使用に適切な構成である。データセットのファイルについてを参照してください。
オンデマンドでのデータセットの索引付け
データセットの索引付けは、リフレッシュ後やスケジュール時まで待機する必要はありません。いつでもデータセットに索引付けできます。
- ホーム・ページで、「ナビゲータ」,をクリックしてから、「データ」をクリックします。
- 「データセット」タブをクリックします。
- 要求に応じて索引付けするデータセットを見つけて、「アクション」をクリックし、「検査」をクリックします。
- 「検索」タブをクリックします。
- 「今すぐ実行」をクリックして、データセットに索引付けします。
データセットの認証
データセットを認証するときに、データセットに正確で信頼できるデータが含まれていることを確認します。ユーザーがホーム・ページからデータを検索すると、認証済データは、検索結果で高くランク付けされます。
ノート:
自分とデータセットを共有しているユーザーが、ファイルベースのデータセットを使用してホーム・ページからビジュアライゼーションを構築する前に、それらに索引付けして認証する必要があります。データセットの索引付けおよびホーム・ページからのデータのビジュアル化を参照してください。ユーザーが管理者ロールのメンバーであり、データセットに対して「フル・コントロール」または「読取り/書込み」アクセス権を持っている場合、データセットを認証できます。
最適な検索結果を得るには、ユーザーが検出する必要があるデータを含むデータセットのみを認証します。すべてのデータセットを認証すると、生成される検索結果数が多くなりすぎます。最初に最小限のデータセットを認証し、その後、必要に応じて追加のデータセットを認証することをお薦めします。
- ホーム・ページで、「ナビゲータ」をクリックしてから、「データ」をクリックします。
- 「データセット」タブをクリックします。
- 認証するデータセットを見つけて、「アクション」をクリックし、「検査」をクリックします。
- 「一般」タブをクリックします。
- 「認証者」フィールドに移動し、「認証」ボタンをクリックします。
- 「保存」をクリックします。