簡易グリッド

クラウド・データ・ソース・タイプ: Oracle EssbasePlanning

オンプレミス・データ・ソース・タイプ: Oracle EssbaseOracle Hyperion Financial ManagementOracle Hyperion Planning

Essbaseの簡易グリッド

Essbaseオンプレミス(11.1.2.1.102リリース以降)またはEssbaseクラウド、およびOracle Smart View for Officeでのフリーフォームの動作では、POVメンバーがExcelシートの最初の行に配置されます。列と行のディメンション・メンバーは、POV行の行の後から始まるグリッド上に配置されます。これは、すべてのPOVメンバーがグリッドの一部になることを意味します。

図13-1に、Essbaseでの有効な簡易グリッドを示します。ここでは、Yearは行ディメンション、Measuresは列ディメンションであり、行1から始まります。

図13-1 列および行ディメンションのみがある、Essbaseでの簡易グリッド


前の段落で説明したEssbaseの有効なグリッドを示します。

図13-2に、接続されたシートで「リフレッシュ」をクリックした後の結果を示します。前述したように、行1にはProduct、MarketおよびScenarioのPOVディメンションが移入されます。行と列のディメンションは行2から始まります。

図13-2 Essbaseの簡易グリッドでのアド・ホック分析コマンドの結果


前の段落で説明したEssbaseの有効なグリッドを示します。

図13-3に、Essbaseでの有効な簡易グリッドを示します。ここでは、Productは行1にあるページ・ディメンションです。Yearは行ディメンション、Measuresは列ディメンションであり、行2から始まります。

図13-3 行1にディメンションがある、Essbaseでの簡易グリッド


前の段落で説明したEssbaseの有効なグリッドを示します。

図13-4に、接続されたシートで「リフレッシュ」をクリックした後の結果を示します。この場合、Productディメンションはすでにシートに配置されているため、行2に移動されます。POVディメンションは行1に配置されます。行と列のディメンションは行3から始まります。

図13-4 行1にディメンションがあるEssbaseの簡易グリッドでのアド・ホック分析コマンドの結果


前の段落で説明したEssbaseの有効なグリッドを示します。

Planningの簡易グリッド

図13-5に、Planningでの有効な簡易グリッドを示します。ここでは、Yearは行ディメンション、Accountは列ディメンションです。

図13-5 Planningの簡易グリッド


前の段落で説明したPlanningの有効なグリッドを示します。

2列×2行レイアウト

図13-6は、基本的な2列×2行のレイアウトです。ここでは、最初の行と列にProductディメンションとMarketディメンションが、2番目の行と列にSalesとYearのメンバーが表示されています。

図13-6 2列×2行のレイアウト


前の段落の説明に従って、有効なグリッドを表示しています。