スタック・ディメンション
クラウド・データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase
オンプレミス・データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase
同じディメンションの複数のメンバーが含まれている最初の行は、列ディメンションです。この行の上に配置されたすべてのディメンションは、ベージ・ディメンションのルールに準拠していれば、ページ・ディメンションの候補になります。ただし、この列ディメンションと同じ列の上にある("スタックされている")ディメンションが、その他のメンバーを持たないディメンションでもある場合、そのディメンションはページ・ディメンションではなく列ディメンションになります。このようなグリッドは無効です。
図13-9では、ProductはProfitの上にスタックされた列ディメンションです。MarketはProfitの上にスタックされていないため、ページ・ディメンションになります。Scenarioは、Profitの上にスタックされていますが、その行はページ・ディメンションの上側にあるためページ・ディメンションになります。
図13-9 ページ・ディメンションとしてのスタック・ディメンション

図13-10では、ProductとMarketは、列ディメンションの上にスタックされており、その他のメンバーを含んでいません。そのため、このグリッドは無効です。
図13-10 無効なスタック列
