Oracle Data Minerリポジトリのインストール

Oracle Autonomous Databaseは、他のデータベース・アカウントの作成および管理に使用する管理者アカウントADMINで構成します。Autonomous DatabaseでのSYSアカウントへの直接アクセスはできません。そのため、Oracle Autonomous DatabaseのSQL DeveloperインタフェースでData Miner接続を使用してData Minerリポジトリをインストールすることはできません。SYSアカウントへのアクセスが必要になるためです。

Oracle Autonomous Databaseは、他のデータベース・アカウントの作成および管理に使用する管理者アカウントADMINで構成します。Autonomous DatabaseでのSYSアカウントへの直接アクセスはできません。そのため、Oracle Autonomous DatabaseのSQL DeveloperインタフェースでData Miner接続を使用してData Minerリポジトリをインストールすることはできません。SYSアカウントへのアクセスが必要になるためです。
  • installodmr.sqlスクリプトを使用して、Data Minerリポジトリをインストールします
  • lowサービス・レベルのみを使用します
  1. SQL Developerで、「ツール」に移動し、「SQLワークシート」をクリックします。ここで作成したOracle Autonomous Databaseへの接続を選択します。
    「SQLワークシート」が開きます。
  2. 二重の@@記号を使用して、SQL Developerホーム・ディレクトリ(sqldeveloper/dataminer/scripts)からinstallodmr.sqlスクリプトを実行します。または、単一の@記号を使用し、次に示すようにinstallodmr.sqlスクリプトへのフル・パスを指定することもできます。
    @@installodmr.sql DATA TEMP
    ここで、DATAおよびTEMPはOracle Autonomous Databaseのデフォルト・ユーザーおよび一時tablespacesです。

    図4-3 Oracle Data Minerリポジトリのインストール

    Oracle Data Minerリポジトリのインストール
    MacOSではスクリプトへのデフォルト・パスを一時的に変更でき、そのためには、Oracle SQL Developerのメイン・メニューをクリックした後、「プリファレンス」「データベース」「ワークシート」の順に選択して、「スクリプトを検索するデフォルト・パスの選択」フィールドに/Applications/SQLDeveloper.app/Contents/Resources/sqldeveloper/dataminer/scriptsと入力します。これにより、二重のat記号とスクリプトの名前のみを使用してスクリプトを実行できます。
これで、Data Minerリポジトリをインストールするタスクは完了です。続いて、Oracle Data Minerの使用を開始するには、必要な権限をユーザーに付与する必要があります。