2.1 Database Actionsへのアクセス

Database ActionsはOracle REST Data Servicesで実行され、スキーマ・ベースの認証を介してアクセスします。Database Actionsにアクセスするには、スキーマがDatabase Actionsに対応しているデータベース・ユーザーとしてサインインする必要があります。

Oracle Autonomous Databaseデータベースでは、ADMINユーザーは事前に有効にされています。他のデータベース・ユーザーのスキーマを有効にするには、「Database Actionsへのユーザー・アクセスの有効化」を参照してください。

2.1.1 Database Actionsへのユーザー・アクセスの有効化

データベース・ユーザーがDatabase Actionsにアクセスできるようにするには、ADMINユーザーとして次のコードを実行します。

BEGIN
 ords_admin.enable_schema(
  p_enabled => TRUE,
  p_schema => 'schema-name',
  p_url_mapping_type => 'BASE_PATH',
  p_url_mapping_pattern => 'schema-alias',
  p_auto_rest_auth => NULL
 );
 commit;
END;

説明:

  • schema-nameは、すべて大文字のデータベース・スキーマ名です。
  • schema-aliasは、ユーザーがDatabase Actionsへのアクセスに使用するURLに表示されるスキーマ名の別名です。セキュリティ対策として、スキーマ名自体は使用せず、スキーマ名が公開されないようにすることをお薦めします。

ユーザー・アクセスを有効にした後、Autonomous Databaseの「詳細」ページで「データベース・アクション」をクリックします。Database Actionsの「起動パッド」ページが表示されます。