17.2 リストをマーケットプレイスに公開

プロデューサとして、リストを作成し、リストを構成して公開の準備を行い、リストを公開のために送信して、表をマーケットプレイスに公開できます。

前提条件

ADMINユーザーとして次のコードを実行して、特定のリージョンにデータセットを公開する必要があります:
BEGIN
DBMS_CLOUD_LINK_ADMIN.GRANT_REGISTER( username =>’USER_NAME’, scope => 'MY$REGION'); 
END;

ノート:

前述のコマンドを実行しないと、ツールで例外が発生します。

このトピックでは、リストをマーケットプレイスに公開する方法について説明します。

  1. 「データ・マーケットプレイス」ページで、「+パブリッシュ表」を選択します。表をマーケットプレイスに公開ウィザードを表示できます。
  2. 「一般」タブでは、次の詳細を指定します:



    • スキーマ: ドロップダウンからスキーマを選択します。たとえば、RETAILです。
    • ソース: データ・ロード・ツールを使用して、Autonomous Databaseにロードするソース表を表示できます。たとえば、SALESです。

      ノート:

      ノート: 表をロードしていない場合、ドロップダウンは空になり、オプションはグレー表示されます。ソース・データがあることを確認します。

      「プレビュー・データ」をクリックして、ロードされた表のプレビューを表示します。表の統計も表示できます。

      詳細は、「データ・エンティティの統計の表示」を参照してください。
    • ネームスペース: データ・セットをグループ化するデータ・セットのカテゴリを指定します。たとえば、「ドキュメント」です。
    • 名前: データセットの名前を指定します。これはネームスペース・カテゴリに分類されます。たとえば、「ブック」です。
    • 説明: このフィールドは、マーケットプレイス機能のAI機能を使用して自動入力されます。リストに共有されているデータセットの説明が表示されます。この説明は、コンシューマがデータセットのコンテンツを理解するのに役立ちます。

      ノート:



    • 自分のデータを共有: 登録済表へのアクセスを許可されるユーザーと場所を指定します。

      次のいずれかの使用可能なオプションを選択できます。

      • 自分のテナンシ: データ・セットを登録しているAutonomous Databaseインスタンスのテナンシ内の任意のリソース、テナンシ、コンパートメントまたはデータベースへのリモート・データ・アクセス権を付与できます。

      • 自分のコンパートメント: データ・セットを登録しているAutonomous Databaseインスタンスのコンパートメント内の任意のリソース、コンパートメントまたはデータベースへのリモート・データ・アクセス権を付与できます。

      • OCID: データ・セットへのアクセスは、OCIDによって識別される特定のAutonomous Databaseインスタンスに対して許可されます。

        ノート:

        OCIDを取得するには、GET SHARING IDのステップに従います。かわりに、SHARING_IDとも呼ばれます。

        また、選択した表のサンプル・データおよび統計を共有することもできます。

      制限付き: リストを制限付きとして公開すると、プロデューサはリストのデータベースIDを含む電子メール通知を受け取ります。



      プロデューサは、電子メールで共有されるデータベースIDを指定することで、コンシューマがデータセットを使用できるようにデータセットへのアクセス権を付与します。

    • 所有者(電子メール): プロデューサの電子メール・アドレス(abc@xyz.comなど)を指定します。
    • リンク(URL): プロバイダが共有するデータの詳細を参照して確認できるURLを指定します。このフィールドはオプションです。
    • タグ: 「タグ」テキスト・ボックスに、任意のタグを入力します。タグを使用して、検索フィールドでデータセットをフィルタリングできます。



  3. 「次」をクリックして、「プレビュー」タブに進みます。「プレビュー」タブには、この公開の結果として表示されるデータセット・カードのプレビューが表示されます。



  4. 「公開」をクリックして、表をマーケットプレイスに公開します。

    公開されたデータセットは、「データ・マーケットプレイス」ページの「自分の公開済データセット」タブで表示できます。