ジョブ・サービスの構成(P6 Professionalのみ)
ジョブ・サービスを使用して、実績の適用、バッチ・レポートの実行、プロジェクトのエクスポート、スケジュールまたは集計を、予定した定期的な間隔で自動的に実行できます。
- 「ツール」、「ジョブ・サービス」を選択します。
- 「追加」をクリックします。
- 「ジョブ名」フィールドに、ジョブの簡単な詳細記述を入力します。
- 「ステータス」フィールドで、「使用可」を選択してこのジョブをアクティブにします。
この選択は、いつでも「使用不可」に変更してジョブが実行されないようにできます。 - 「サービス・タイプ」フィールドで、「実績の適用」、「バッチ・レポート」、「エクスポート」、「スケジュール」または「集計」を選択します。
サービスの前回実行日(存在する場合)および次の実行予定日が表示されます。 - 「詳細」タブをクリックして、ジョブを実行する頻度をスケジュールします。
「ユーザー・ログイン名」フィールドには、このジョブに関連したユーザー・ログイン名が表示されます。このユーザーはジョブを実行するための適切な権限を持っていることを確認してください。
「最終実行ステータス」フィールドには、最終実行ジョブのステータス・メッセージが表示されます。「OK」のメッセージは、ジョブがエラーなく実行された場合に表示されます。
「ジョブの実行」フィールドで、ジョブをいつ実行するか(毎週/2週間毎/毎月の特定の時間か、前のジョブが完了した後すぐにか)を選択します。
「ファイルに記録」チェックボックスをオンにして、現行ジョブについてのログ情報を、指定するファイルへ送信することができます。 - 「実績の適用」ジョブで、「ジョブ・オプション」タブをクリックして、選択したジョブで実績を適用する各プロジェクト/EPSノードを追加します。プロジェクト/EPSノードをジョブから除去するには、選択して「除去」をクリックします。デフォルト・プロジェクトとして使用するプロジェクトのチェックボックスをオンにします。デフォルトとして選択するプロジェクトが、リストしたEPSノードの一部であるため、リストされていない場合は、プロジェクトを単独でリストに追加する必要があります。開示中プロジェクトの実績の適用期限とする日付を選択します。実績が適用されるとき、すべてのプロジェクトに新しい計算日が使用されます。「ブラウズ」をクリックして新しい日付を選択します。
「バッチ・レポート」ジョブでは、「ジョブ・オプション」タブをクリックして各プロジェクト/EPSノードを追加して、これらに対してバッチ・レポートを実行できます。プロジェクト・バッチ・レポートは、それらが割り当てられているプロジェクトに対してのみ実行されます。プロジェクト/EPSノードをジョブから除去するには、選択して「除去」をクリックします。「バッチ・レポート」フィールドで、をクリックして、ジョブ・サービスを実行させるバッチ・レポートを選択します。バッチ・レポートの出力の送付先を指定するには、「レポート送付先」をクリックします。
「エクスポート」ジョブで、「ジョブ・オプション」タブをクリックして、選択したジョブでエクスポートする各プロジェクト/EPSノードを追加します。「エクスポート」フィールドで、をクリックしてエクスポート・ファイルの名前と場所を指定します。プロジェクト/EPSノードをジョブから除去するには、選択して「除去」をクリックします。
「スケジュール」ジョブでは、「ジョブ・オプション」タブをクリックして、選択したジョブでスケジュールする各プロジェクト/EPSノードを追加します。デフォルト・プロジェクトとして使用するプロジェクトのチェックボックスをオンにします。デフォルトとして選択するプロジェクトが、リストしたEPSノードの一部であるため、リストされていない場合は、プロジェクトを単独でリストに追加する必要があります。プロジェクト/EPSノードをジョブから除去するには、選択して「除去」をクリックします。
「集計」ジョブでは、「ジョブ・オプション」タブをクリックして、選択したジョブで集計する各プロジェクト/EPSノードを追加します。プロジェクト/EPSノードをジョブから除去するには、選択して「除去」をクリックします。
注意
- ジョブ・サービスの機能を使用するには、ジョブ・サービス・サーバー・コンポーネントをインストールする必要があります。さらに、ジョブ・サービスの機能を使用するには、該当するセキュリティ・レベルが必要です。ジョブが予定どおりに実行されない場合、システム管理者に確認してください。
- ジョブ・サービスは分散型または非分散型として設定できます。分散ジョブ・サービスでは、ジョブ・サービスは複数のマシンにインストールされます。1台のマシンがコントローラとして指定されます。コントローラにより、どのサーバーがどのジョブを実行するかが決定されます。この機能によって、複数のジョブを別々のジョブ・サービス・マシン上で同時に実行できるようになり、大規模プロジェクトの集計時に特に有効です。非分散ジョブ・サービスでは、ジョブ・サービスは単一マシン上にインストールされ、このマシンによりジョブが指定の順序で処理されます。ジョブ・サービスを実行する前に、システム管理者に連絡し、使用しているネットワークが分散または非分散ジョブ・サービス用に設定されているかどうかを判断してください。分散ジョブ・サービスの詳細は、管理者ガイドを参照してください。
- 「実績の適用」タイプのジョブの場合は、「実績の適用」ダイアログ・ボックスでの設定に基づいて、アクティビティの残余期間が計算されます。デフォルト・プロジェクトの設定は、ジョブ・サービスのすべてのプロジェクトに対して使用されます。
- 「バッチ・レポート」タイプのジョブの場合、実行できるのは単一のバッチ・レポートのみです。実行するバッチ・レポートごとに個別のジョブ・サービスを追加します。
- 「ジョブ・オプション」タブで、EPSノードをジョブ・リストに割り当てると、子のEPSノードとプロジェクトもすべて自動的に割り当てられます。
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最終発行 2024年7月2日