期間実績の保存
- 「ツール」、「期間パフォーマンスの保存」を選択します。
「期間パフォーマンスの保存」ダイアログ・ボックスにすべての開示中プロジェクトが表示されます。 - 実績を保存するプロジェクトを決定してから、「財務期間」列でダブルクリックして、該当する各プロジェクトの財務期間を選択します。
P6 Professionalデータベースに接続している場合: 「財務期間の選択」ダイアログ・ボックスに、プロジェクトに割り当てられている財務期間カレンダに定義されたすべての財務期間がリストされます。
P6 EPPMデータベースに接続している場合: 「財務期間の選択」ダイアログ・ボックスに、P6の財務期間カレンダに定義されたすべての財務期間がリストされます。 - 実績を保存しないプロジェクトを決定し、該当する各プロジェクトの「選択」列のチェックボックスをオフにします。
- 「ただちに保存」をクリックします。
P6 Professionalにより、各プロジェクトの選択した財務期間の期間実績値が保存され(計算日または実績開始日にかかわらず)、次にスケジュールされている更新期間に備えて、期間実績値にゼロが設定されます。
ヒント
- プロジェクトの期間パフォーマンスを保存するには、実績と期間実績工数/コストをリンクする必要があります。プロジェクトの期間パフォーマンスを保存する前に、「プロジェクト詳細」の「計算」タブで、「現時点実績と期間実績工数/コストをリンク」オプションが選択されていることを確認してください。
- プロジェクトの同一財務期間の期間パフォーマンスを2回以上保存できます。以前に特定期間に対して保存したことがある期間パフォーマンスを保存する場合、P6 Professionalは既存の値を、既存の期間の新しい値で上書きします。
- 「リソース稼働集計表」および「アクティビティ稼働集計表」をカスタマイズすることにより、「財務期間値」フィールドを表示できます。「財務期間値」フィールドを表示すると、財務期間ごとに保存された過去期間実績が、定義されている財務期間の開始日から終了日まで均等に配分され、保存されたこれらの期間数量に基づいてアーンド・バリュー計算が行われます。「財務期間値」フィールドは、「ユーザー・プリファレンス」で列として表示する財務期間の範囲を定義した場合にのみ表示されます。
注意
- P6 Professionalデータベースに接続している場合: 期間パフォーマンスを保存するには、「期間パフォーマンスの保存」および「関係以外のアクティビティの追加/編集」プロジェクト権限が割り当てられている必要があります。
P6 EPPMデータベースに接続している場合: 期間パフォーマンスを保存するには、P6で定義されている適切なプロジェクト権限が必要です。
- 読取専用またはチェックアウトのプロジェクトが開かれている場合、「期間パフォーマンスの保存」メニュー・オプションは使用できません。
- 期間パフォーマンスは、順番どおりに保存する必要はありません(つまり、期間をスキップできます)。
- アーンド・バリュー・コスト/工数および計画値コスト/工数は、以下のように計算されます(例としてアーンド・バリュー工数を使用)。実績アーンド・バリュー工数 = 期間アーンド・バリュー工数 - データベースに保存されている全期間のアーンド・バリュー工数合計
関連トピック
カレンダの「財務期間」ダイアログ・ボックス(P6 Professionalのみ)
最終発行 2024年7月2日