24 ロード・バランサの背後でのOracle Graph Serverのデプロイ
ロード・バランサの背後に複数のグラフ・サーバー(PGX)をデプロイし、ロード・バランサを介してクライアントをサーバーに接続できます。
ロード・バランサでのセッション永続性の使用
グラフ・サーバー(PGX)はステートレスではないため、ロード・バランサのスティッキCookie機能を使用できます。これは、ロード・バランサのCookieスティッキネスを構成すると、ロード・バランサがサーバーを識別するためにCookieを挿入し、クライアント・リクエストが常に同じバックエンド・サーバーに転送されることを意味します。
グラフ・クライアントは、同じサーバーに送信されるserverInstanceに属するすべてのセッションをサポートします。Cookie名はPGX_INSTANCE_STICKY_COOKIEに設定する必要があります。
                  
次のいずれかのオプションを使用して、ロード・バランサの背後に様々なグラフ・サーバーをデプロイできます。
- PGXロード・バランシングおよび高可用性のためのHAProxyの使用
 HAProxyは、複数のWebサーバーで着信リクエストを多重化できる高パフォーマンスのTCP/HTTPロード・バランサおよびプロキシ・サーバーです。
- OCIロード・バランサを使用したグラフ・サーバー(PGX)のデプロイ
 Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Load Balancingサービスを使用して、ロード・バランサの背後で複数のグラフ・サーバー(PGX)をデプロイできます。
- ロード・バランサのヘルス・チェック
親トピック: グラフ・サーバー(PGX)上級ユーザー・ガイド