6 リージョン・リポジトリおよびレジストリ管理

Private Cloud Applianceアーキテクチャでは、「リージョン」は単一のアプライアンスで構成されます。 リージョナル・リポジトリまたはレジストリは、管理ノード・クラスタを介してシステム全体で使用できるソフトウェア・リソースの集合です。 コンピュート・インスタンスは、外部ネットワーク接続を必要とせずにそれらにアクセスするように構成できます。

リポジトリは、サブスクライブしたULNチャネルのRPMを提供します。 チャネルは、データ・センターで実行されるがアプライアンスの外部で実行されるULNミラーを介して同期されます。 パッチ適用用に構成されたミラー・サーバーと同じですが、異なるチャネルが使用されます。

または、ISOイメージで提供されるRPMをリポジトリに移入することもできます。 yumリポジトリの設定 - 内部ZFS Storage Applianceからストレージがマウントされたwebサーバーを実行するマイクロサービス・コンテナ - 、インストールまたはアップグレード・プロセスに含まれています。

レジストリには、Oracle Linuxコンピュート・インスタンスへのデプロイメント用のOracle Cloud Native Environmentコンテナ・イメージが用意されています。 その設定は、インストール、アップグレードまたはパッチ・プロセスの一部として自動化されます。 このコンテナ・レジストリは読取り専用であり、書込み可能なレジストリは提供されません。

技術的なバックグラウンド情報は、「Oracle Private Cloud Appliance概要ガイド」にあります。 「アプライアンス管理の概要」の章の「リージョン・リポジトリおよびレジストリ」というセクションを参照してください。