ECMP静的ルーティングを使用した四角形トポロジ

ECMP Squareは、業界で実証されているベスト・プラクティスに従って、レイヤー3のネットワーク・デプロイメントを可能にします。 このアップリンク・トポロジを強くお勧めします。

構成プロパティ

  • 四角形トポロジ - 各スパイン・スイッチは別の独立したデータセンター・スイッチに接続されます

  • 静的ルーティング - アップリンクからのすべてのエグレス・トラフィックは、データ・センターのピア・ネットワーク・デバイスに構成された単一のゲートウェイIPを経由

  • ECMP - 複数の冗長リンクまたはパスにわたる帯域幅の最適化

  • 個別の/30サブネット - 各アップリンクは、 /30サブネット内の1つのデータ・センター・スイッチ・ポート・チャネルに1つのスパイン・スイッチ・ポート・チャネルを接続

トポロジのハイライト

  • すべてのアップリンクは、rate=fastを使用してLACP/アクティブ・ポート・チャネルとして構成されます

  • スパイン・スイッチに接続するToRスイッチ・ポートは、アクセス・モードで設定する必要があります。 スパニング・ツリー・プロトコルは無効にする必要があります。 ToRスイッチは、vPCで構成しないでください。

  • 2つの一意のサブネットが必要: /30サブネット・サイズをお薦めしますが、ToRスイッチがサポートする場合は/31を使用できます。

    • 両方のToRスイッチへの均等なコストの静的ルートが自動的に設定されます。

    • エグレス・トラフィックは、2つのアップリンクのいずれかにハッシュできます。

    • 特定のVCN/VMエグレス・トラフィックを1つの特定のアップリンクを介して分離することはできません。


ECMP静的ルーティングを使用した四角形トポロジでのアップリンクの参照構成を示す図。

詳細なスパイン・スイッチの構成例

  • スパイン・スイッチ1

    interface port-channel41
      description "customer uplink"
      no switchport
      mtu 9216
      speed 10000
      no negotiate auto
      ip access-group ingress-ports-acl in
      no ip redirects
      ip address 10.25.16.1/30
      ip nat outside

    追加されたルート:

    0.0.0.0/0, ubest/mbest: 2/0
      *via 10.25.16.2, [20/0], 6d08h, static
      *via 10.25.16.6, [100/0], 6d08h, static
  • スパイン・スイッチ2

    interface port-channel41
      description "customer uplink"
      no switchport
      mtu 9216
      speed 10000
      no negotiate auto
      ip access-group ingress-ports-acl in
      no ip redirects
      ip address 10.25.16.5/30
      ip nat outside

    追加されたルート:

    0.0.0.0/0, ubest/mbest: 2/0
      *via 10.25.16.6, [20/0], 6d07h, static
      *via 10.25.16.2, [100/0], 6d07h, static