Oracle Cloud Infrastructureイメージへのパッチ適用
注意:
システム・パッチ適用の準備ステップがすべて完了していることを確認します。 手順は、「パッチ適用の準備」を参照してください。
Oracle Private Cloud Applianceで新しいOracle Cloud Infrastructureイメージが使用可能になり、サポートされている場合は、パッチ適用プロセスを使用してこれらのイメージを選択できます。
パッチ適用メソッドを使用してインストールされたOracle Cloud Infrastructureイメージは、ZFSストレージ・アプライアンスの/nfs/shared_storage/oci_compute_images
ディレクトリに格納されます。
「サービスWeb UI」の使用
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ナビゲーション・メニューで、アップグレード&パッチ適用をクリックします。
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「アップグレード・ジョブ」ページの右上隅にあるアップグレードまたはパッチの作成をクリックします。
Create Requestウィンドウが表示されます。 リクエスト・タイプとして「パッチ」を選択します。
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適切なパッチ・リクエスト・タイプの選択: OCIImagesにパッチを適用します。
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必要に応じて、リクエスト・パラメータを入力します:
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ULN: データ・センター内のULNミラーの完全修飾ドメイン名を入力します。 このパラメータは、ソフトウェア・バージョン3.0.2-b892153以降では非推奨です。
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拡張オプションJSON: 利用できません。
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ログ・レベル: オプションで、アップグレード・ログファイルの特定のログ・レベルを選択します。 デフォルトのログ・レベルは「情報」です。 詳細は、「デバッグ」を選択します。
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Create Requestをクリックします。
新しいパッチ・リクエストが「アップグレード・ジョブ」表に表示されます。
「サービスCLI」の使用
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patchコマンドを入力します。
PCA-ADMIN> patchOCIImages Command: patchOCIImages Status: Success Time: 2023-01-18 19:33:09,756 UTC Data: Service request has been submitted. Upgrade Job Id = 1641839285475-oci-94665 \ Upgrade Request Id = UWS-778b08bc-f579-492b-993d-915dcf581374
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リクエストIDとジョブIDを使用して、パッチ適用プロセスのステータスを確認します。
PCA-ADMIN> getupgradejobs Command: getupgradejobs Status: Success Time: 2023-01-18 22:38:51,764 UTC Data: id upgradeRequestId commandName result -- ---------------- ----------- ------ 1641839285475-oci-94665 UWS-778b08bc-f579-492b-993d-915dcf581374 oci Passed 1641838937541-platform-56313 UWS-bc4372ae-8f51-4b40-9306-992fb6459878 platform Passed PCA-ADMIN> getUpgradeJob upgradeJobId=1680260388058-oci-94665 Command: getUpgradeJob upgradeJobId=1680260388058-oci-94665 Status: Success Time: 2023-01-18 23:03:22,769 UTC Data: Upgrade Request Id = UWS-778b08bc-f579-492b-993d-915dcf581374 Name = oci [...]