マイクロサービスのアップグレード
注意:
システム・アップグレードの準備ステップがすべて完了していることを確認します。 手順は、「アプライアンスのアップグレードの準備」を参照してください。
マイクロサービス・アップグレードは、プラットフォーム・レイヤーの内部サービス、およびインフラストラクチャ・サービス・レイヤーを通じて公開される管理レベルとユーザー・レベルのサービスの両方をカバーします。
ノート:
特定の状況では、オプションのJSON文字列をコマンドに追加することで、特定のプラットフォーム・サービスを個別にアップグレードできます。 このオプションは、Oracleで明示的な手順が提供されないかぎり使用しないでください。
コンテナ化されたマイクロサービスには、独自のアップグレード・メカニズムがあります。 ISOイメージで新しいHelmデプロイメント・チャートとコンテナ・イメージが見つかった場合、サービスはアップグレードされます。 アップグレード・プロセス中に新しいデプロイメント・チャートが検出されると、サービスを実行しているポッドが新しいコンテナ・イメージで再起動されます。
「サービスWeb UI」の使用
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ナビゲーション・メニューで、「メンテナンス」セクションに移動し、「アップグレード計画」をクリックします。 ここでは、現行およびターゲット・コンポーネントのバージョンの概要を示します。
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「アップグレード&パッチ適用」をクリックして、「アップグレード・ジョブ」ページを表示します。
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「アップグレード・ジョブ」ページの右上隅にある「アップグレードまたはパッチの作成」をクリックします。
「要求の作成」ウィンドウが表示されます。 リクエスト・タイプとして「アップグレード」を選択します。
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適切なアップグレード・リクエスト・タイプを選択: プラットフォームをアップグレードします。
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必要に応じて、アップグレード・リクエスト・パラメータを入力します:
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拡張オプションJSON: オプションで、追加のコマンド・パラメータを指定するJSON文字列を追加します。
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ログ・レベル: オプションで、アップグレード・ログファイルの特定のログ・レベルを選択します。 デフォルトのログ・レベルは「情報」です。 詳細は、「デバッグ」を選択します。
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代替ULNチャネル: このパラメータはパッチ適用に適用され、無視できます。
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検証のみ: 検証専用モードで操作を実行するには、このオプションを有効にします。
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強制: 操作を強制するには、このオプションを有効にします。 Oracleによって指示された場合のみ使用します。
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「要求の作成」をクリックします。
新しいアップグレード・リクエストが「アップグレード・ジョブ」表に表示されます。
「サービスCLI」の使用
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アップグレード・コマンドを入力します。
PCA-ADMIN> upgradePlatform Command: upgradePlatform Status: Success Time: 2021-09-26 20:48:41,452 UTC Data: Service request has been submitted. Upgrade Job Id = 1632850650836-platform-68465 Upgrade Request Id = UWS-26dba234-9b52-426d-836c-ac11f37e717f
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リクエストIDとジョブIDを使用して、アップグレード・プロセスのステータスを確認します。
PCA-ADMIN> getUpgradeJobs id upgradeRequestId commandName result -- ---------------- ----------- ------ 1632850650836-platform-68465 UWS-26dba234-9b52-426d-836c-ac11f37e717f platform Passed 1632849609034-kubernetes-35545 UWS-edfa3b32-c32a-4b67-8df5-2357096052bf kubernetes Passed 1632826770954-etcd-26973 UWS-fec15d32-fc2b-48bd-9ae0-62f49587a284 etcd Passed 1632850933353-vault-16966 UWS-352df3d1-c21f-441b-8f6e-9381ac075906 vault Passed PCA-ADMIN> getUpgradeJob upgradeJobId=1632850650836-platform-68465 Command: getUpgradeJob 1632850650836-platform-68465 Status: Success Time: 2021-09-26 21:03:16,264 UTC Data: Upgrade Request Id = UWS-26dba234-9b52-426d-836c-ac11f37e717f Name = kubernetes Start Time = 2021-09-26T20:48:41 End Time = 2021-09-26T20:59:34 Pid = 68465 Host = pcamn02 Log File = /nfs/shared_storage/pca_upgrader/log/pca-upgrader_platform_services_2021_09_26-20.48.41.log Arguments = {"verify_only":false,"upgrade":false,"diagnostics":false,"host_ip":null,"result_override":null,"log_level":null,"switch_type":null,"precheck_status":false,"task_time":0,"fail_halt":false,"fail_upgrade":null,"component_names":null,"upgrade_to":null,"image_location":"http://host.example.com/pca-3.0.1-b535176.iso","epld_image_location":null,"expected_iso_checksum":null,"checksum":"240420cfb9478f6fd026f0a5fa0e998e086275fc45e207fb5631e2e99732e192e8e9d1b4c7f29026f0a5f58dadc4d792d0cfb0279962838e95a0f0a5fa31dca7","composition_id":null,"request_id":"UWS-26dba234-9b52-426d-836c-ac11f37e717f","display_task_plan":false,"dry_run_tasks":false} Status = Passed Execution Time(sec) = 653 Tasks 1 - Name = Check All Ingress Endpoints Tasks 1 - Description = Check whether all ingress endpoints are up and running Tasks 1 - Time = 2021-09-26T20:48:42 [...]