インスタンス・プール内のインスタンスの停止および起動

プール・オブジェクトに対するリセットや停止などの操作の実行によって、プールのメンバーであるすべてのインスタンスでその操作が実行されます。 プールのメンバーである個々のインスタンスでこれらの操作を実行しても、他のメンバー・インスタンスには影響しません。

インスタンスが停止されると、コンピュート・リソースが解放され、インスタンスは切断され、コンピュート・ノードから割当て解除されます。 インスタンスが起動されると、コンピュート・サービスは、インスタンスが停止されたときと同じフォルト・ドメイン内のインスタンスを再起動します。

インスタンスは停止中もプール・サイズにカウントされ続け、停止したプール・インスタンスの構成は保持されます。 フォルト・ドメインの変更などの構成変更は、再起動またはリセットされるプール・インスタンスには適用されません。

「コンピュートWeb UI」の使用

  1. ナビゲーション・メニューで、Computeをクリックし、Instance Poolsをクリックします。

  2. 管理するインスタンス・プールがリストされていない場合は、インスタンス・プール・リストの上にあるコンパートメント・ドロップ・ダウン・メニューを使用して、正しいコンパートメントを選択します。

  3. 管理するインスタンス・プールについて、「アクション」メニューをクリックし、「開始」、「停止」または「リブート」オプションをクリックします。

    デフォルトでは、「停止」をクリックすると「ソフト停止」が選択され、「リブート」をクリックすると「ソフト・リブート」が選択されます。 プール内のすべてのインスタンスをただちに停止またはリブートするには、確認ダイアログで「強制」オプションをクリックします。

    プール内のすべてのインスタンスが停止、起動またはリブートされます。 インスタンスの停止を準備する方法は、「インスタンスの停止、起動およびリセット」を参照してください。 インスタンスの停止および起動には最大5分かかる場合があります。

  4. 確認ダイアログで、「インスタンス・プールの起動」、「インスタンス・プールの停止」、または「インスタンス・プールのリブート」ボタンをクリックします。

    プール詳細ページのリソース・セクションで、作業リクエストをクリックして、インスタンス・プールの停止、起動またはリブートのステータスを確認します。 アタッチされたインスタンスをクリックして、インスタンスのステータスを表示します。

OCI CLIの使用

  1. 管理するインスタンス・プールのOCIDを取得: oci compute-management instance-pool list

  2. インスタンス・プールのstop、startまたはresetコマンドを実行します。

    構文:

    oci compute-management instance-pool {start | stop | softstop | reset | softreset} \
    --instance-pool-id instance_pool_OCID

    これらのコマンドの説明については、次のように入力します:

    $ oci compute-management instance-pool -h

    例:

    $ oci compute-management instance-pool reset --instance-pool-id ocid1.instancePool.unique_ID

    work-requests work-request getコマンドを使用して、インスタンス・プール管理の変更のステータスを確認します。