11 オブジェクト・ストレージ
Object Storageサービスは、信頼性とコスト効率に優れたデータ耐久性を実現するストレージ・プラットフォームです。
Object Storageサービスは、アナリティク・データやイメージやビデオなどのリッチ・コンテンツなど、あらゆるコンテンツ・タイプの非構造化データを格納します。
データはオブジェクトとしてバケットに格納されます。 バケットは、テナンシ内のコンパートメントに関連付けられます。
Object Storageネームスペースは、すべてのバケットとオブジェクトの最上位コンテナとして機能します。 アカウントの作成時に、各テナントには、一意のシステム生成および不変のオブジェクト・ストレージ・ネームスペース名が1つ割り当てられます。 ネームスペースはすべてのコンパートメントにまたがります。
Object Storageを使用すると、インターネットから直接またはクラウド・アプライアンス内から、安全かつセキュアにデータを格納または取得できます。
概念の詳細は、「Oracle Private Cloud Applianceコンセプト・ガイド」の「オブジェクト・ストレージの概要」の項を参照してください。
この章では、オブジェクト・ストレージの管理手順について説明します。