2 Oracle APEXについて

Oracle APEXは、Oracle Databaseのための高速Webアプリケーション開発ツールです。

関連項目:

『Oracle APEXアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』クイック・スタートに関する項

2.1 ブラウザの要件

Oracle APEXでは、JavaScript対応のブラウザが必要であり、Google Chrome、Mozilla Firefox、Apple SafariおよびMicrosoft Edgeの現在のリリースおよび以前のメジャー・リリースがサポートされています。

2.2 Oracle APEXについて

Oracle APEXは、Oracle Databaseのための高速Webアプリケーション開発プラットフォームです。

開発者は、ウィザードを使用するか直接入力することにより、データベース・オブジェクトの外観としてHTMLインタフェース(またはアプリケーション)を構築します。各アプリケーションは、タブ、ボタンまたはハイパーテキスト・リンクを使用してリンクされたページのコレクションです。

RESTベースのAPIを使用して、ローカルのOracle Databaseまたは外部データ・ソースのデータを管理、操作および表示できます。

2.3 データベース・アプリケーションについて

データベース・アプリケーションは、ローカルのOracle Databaseに、またはRESTベースのAPIを使用して外部データ・ソースに格納されている情報を表示、追加、更新または削除できる対話モードのユーザー・インタフェース(UI)です。データベース・アプリケーションは、静的および対話モードのレポート、フォーム、チャート、対話グリッドなど、様々な形式で情報を表示できます。

このガイドでは、対話グリッドと対話モード・レポートをカスタマイズする方法を説明します。対話グリッドまたは対話モード・レポートでは、検索、フィルタ処理、ソート、列選択、ハイライトなどのデータ操作を行うことで、レポート・データの表示をカスタマイズできます。アプリケーションにカスタマイズを保存できます。開発者の構成によっては、オフラインで使用するためにレポートをローカルにダウンロードすることもできます。