25.3.2.6 アプリケーション・コンポーネントのエクスポート

編集前にコンポーネントをバックアップするためのコンポーネント・エクスポートを作成したり、別のOracle APEXインスタンスに対するパッチとして機能するエクスポートを作成します。

ヒント:

アプリケーションとまだテストの準備が整っていないページなどのコンポーネントをエクスポートしようとする場合は、ビルド・オプションを使用して、様々なアプリケーション・コンポーネントを含めたり、除外することをお薦めします。

共有コンポーネントまたはページ・コンポーネントをエクスポートするには、次のステップを実行します。

  1. コンポーネントのエクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「エクスポート」をクリックします。

      エクスポート・ページが表示されます。

      ヒント:

      アプリケーション、「エクスポート/インポート」「エクスポート」の順に選択しても、エクスポート・ページにアクセスできます。
  2. 「コンポーネント」タブをクリックします。
  3. 「コンポーネントのエクスポート」で、次の操作を実行します:
    1. アプリケーション - エクスポートされるコンポーネントを含むアプリケーションを選択します。
    2. エクスポート形式 - ページの形式を選択します。オプションは次のとおりです。
      • SQL - 選択したすべてのコンポーネントを含む単一のSQLファイルとしてエクスポートします。

      • ZIP - 選択したコンポーネントを、各コンポーネントの個別のSQLファイルを含むZIPアーカイブとしてエクスポートします。

        Zipアーカイブの詳細は、「エクスポート・ファイルの個別スクリプトへの分割」を参照してください。

    3. インストール・ファイルを含める - 「エクスポート形式」「ZIP」に設定されている場合にのみ表示されます。オプションは次のとおりです。
      • オン - エクスポートされたページ専用のインストール・ファイルを含むZIPアーカイブを生成します(例、install.sql、set_environment.sqlend_environment.sql)。

      • オフ - インストール・ファイルのないZIPファイルを生成します。ベスト・プラクティスとして、アプリケーションのインストール・ファイルが上書きされないように、ファイルをバージョン管理システムに保存する際は「オフ」にすることをお薦めします。

        アプリケーションのインストール・ファイルが上書きされないように、ファイルをバージョン管理システムに保存する際は「オフ」にすることをお薦めします。

    4. 現在から - 何分前まで遡ってエクスポートするかを指定します。このオプションを使用すると、削除されたオブジェクトを元に戻すなどのために、アプリケーションの前の時点に戻ることができます。

      このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

    5. ファイルの文字セット - エクスポート・ファイルのエンコードに使用される文字セットを示します。このファイルをインポートするときには、同じ文字セットを指定する必要があります。
  4. アプリケーション・コンポーネントを追加するには、次の手順を実行します:
    1. 「アプリケーション・コンポーネント」タブをクリックします。
    2. ナビゲーション・バーを使用して、コンポーネントを検索します。
    3. 適切なコンポーネントを選択し、「エクスポートに追加」をクリックします。
      選択したコンポーネントは、「エクスポートするコンポーネント」リージョンに表示されます。
  5. ビルド・オプションを追加するには、次の手順を実行します:
    1. 「ビルド・オプション」タブをクリックします。
    2. ナビゲーション・バーを使用して、ビルド・オプションを検索します。
    3. 適切なビルド・オプションを選択し、「エクスポートに追加」をクリックします。
      選択したビルド・オプションは、「エクスポートするコンポーネント」リージョンに表示されます。
  6. 選択内容を確認します。
  7. 選択したコンポーネントをエクスポートから削除するには、「エクスポートするコンポーネント」リージョンでコンポーネントの選択を解除します。
  8. 「エクスポート」をクリックします。
  9. コンポーネントのエクスポートをターゲット・インスタンスにインポートします。