16.15 レポート・レイアウトを使用したレポート・リージョンまたはレポート問合せのフォーマット
レポート・レイアウトを作成してレポート・リージョンまたはレポート・レイアウトをフォーマットします。
- レポート・レイアウトについて
レポート・レイアウトについて説明します。 - レポート・レイアウト・オプションについて
レポート・レイアウト・オプションについて説明します。 - レポート・レイアウトの作成
共有コンポーネントでレポート・レイアウトを作成します。 - レポート・レイアウトの編集
共有コンポーネントでレポート・レイアウトを編集します。 - レポート・レイアウトのコピーまたはサブスクライブ
現在のアプリケーションまたは別のアプリケーションから、レポート・レイアウトをコピーします。別のアプリケーションからレポート・レイアウトをコピーする場合は、それをサブスクライブすることもできます。
親トピック: 共有コンポーネントの管理
16.15.1 レポート・レイアウトについて
レポート・レイアウトについて説明します。
クラシック・レポート・リージョンまたはレポート問合せのどちらかをフォーマットするには、レポート・レイアウトと関連付けます。レポート・レイアウトを使用すると、印刷用形式でデータをレンダリングできます。レポート・レイアウトを選択しない場合は、デフォルトのXSL-FOレイアウトが使用されます。対話モード・レポートのリージョンのレンダリングでは、常にデフォルトのXSL-FOレイアウトが使用されます。
レポート・レイアウトを作成して使用すると、次のことができるようになります。
- レポート・リージョンのデフォルト・レイアウト、およびOracle APEXで用意されているレポート問合せの汎用レイアウトを利用できます。
- コードをコピーしてカスタマイズすることによって、レポート・リージョンの組込みXSL-FOベースのレイアウトが利用できます。レポート・リージョンに対して、ページ・サイズ、フォント、色などを制御するいくつかの属性を編集できます。
- RTFまたはXSL-FOレポート・レイアウトを作成してレポートのルック・アンド・フィールをカスタマイズできます。RTFレポート・レイアウトを使用するには、APEXサービス管理者が、そのサイトに対して「詳細」設定を選択している必要があります。
ノート:
対話モード・レポートでは、カスタム・レポート・レイアウトはサポートされません。
関連項目:
Oracle APEX管理ガイドのレポート出力の構成
16.15.2 レポート・レイアウト・オプションの概要
レポート・レイアウト・オプションについて説明します。
レポート・レイアウトは、次のいずれかのオプションに基づいて作成できます。
-
汎用列 - 汎用レポート・レイアウトはほとんどの問合せ結果セットに使用できます。このレイアウトを使用すると、出力可能なドキュメントの生成時に、列の数が自動的に調整されます。
多くのレポート・レイアウト属性は、組込みのデフォルトXSL-FOレイアウトを使用して、レポート・リージョンに対して宣言的に定義できます。レポート・レイアウトを追加制御する必要がある場合は、このステップによりカスタマイズ可能な組込みのデフォルトXSL-FOレイアウトのコピーを作成できます。
-
名前付き列 - 名前付き列のレポート・レイアウトは、問合せ固有のレポート・レイアウトで、問合せ結果セットに含まれる列の定義済リストで使用できるよう設計されています。このレイアウト・タイプはページ・アイテムおよび問合せ列の位置を正確に制御する必要がある場合に、個別に設計されたレイアウトで使用されます。
「レポート・レイアウト」オプションの可用性は、サイト管理者がサイトでどのようなレポート出力設定を行ったかによって異なります。次のステップに示すすべてのオプションが使用可能であるとはかぎりません。
関連項目:
Oracle APEX管理ガイドのレポート出力の構成
16.15.4 レポート・レイアウトの編集
共有コンポーネントでレポート・レイアウトを編集します。
汎用列のレポート・レイアウトを直接Oracle APEXで編集できます。ただし、名前付き列のレポート・レイアウトを編集するには、現行のファイルをダウンロードしてそれを編集し、再度アップロードする必要があります。
レポート・レイアウトを編集するには: