14.2.2 RPMインストールの使用
ダウンロードしたRPMファイルを実行して、Oracle Graph Serverをインストールできます。
親トピック: Oracle Graph Serverのインストール
14.2.2.1 Oracle Graph Serverのインストール
RPMファイルを使用してグラフ・サーバーをインストールする前に:
- 「Oracle Graph Serverをインストールするためのシステム要件」の説明に従って、システムの前提条件を満たしていることを確認します。
- 次のコマンドを実行して、グラフ・サーバーのインストール済バージョンがすでにあるかどうかを確認します:
sudo rpm -q oracle-graph [sudo] password for oracle: oracle-graph-23.4.0-0.x86_64
インストールがすでに存在する場合は、グラフ・サーバーのインストールでエラーがスローされる可能性があります。その場合は、「Oracle Graph Serverのアップグレード」を参照して、新しいバージョンにアップグレードします。
Oracle Graph Serverをスタンドアロン・モードでインストールする場合のインストール・ステップは、次のとおりです。
次のコマンドを実行すると、グラフ・サーバーが起動したかどうかを確認できます。
systemctl status pgx
- グラフ・サーバーが正常に起動した場合、レスポンスは次のように表示されます。
● pgx.service - Oracle Graph In-Memory Server Loaded: loaded (/etc/systemd/system/pgx.service; disabled; vendor preset: disabled) Active: active (running) since Wed 2021-01-27 10:06:06 EST; 33s ago Main PID: 32127 (bash) CGroup: /system.slice/pgx.service ├─32127 /bin/bash start-server └─32176 java -Dlogback.configurationFile=/etc/oracle/graph/logback-server.xml -Doracle.jdbc.fanEnabled=false -cp /opt/oracle/graph/pgx/bin/../../pgx/server/lib/jackson-databind...
これで、グラフ・サーバーでリクエストを受け入れる準備が整いました。
- グラフ・サーバーが起動していない場合は、
/var/log/oracle/graph
にあるログ・ファイルでエラーを確認する必要があります。さらに、次のコマンドを実行して、systemd
エラーを表示することもできます。sudo journalctl -u pgx.service
Oracle WebLogic ServerまたはApache Tomcatでグラフ・サーバーをデプロイする手順は、次を参照してください。
ロード・バランサの背後にグラフ・サーバーをデプロイすることもできます。詳細は、ロード・バランサの背後でのOracle Graph Serverのデプロイを参照してください。
親トピック: RPMインストールの使用
14.2.2.2 Oracle Graph Serverのアンインストール
グラフ・サーバーをアンインストールするには、グラフ・サーバーが停止していることを確認します。
親トピック: RPMインストールの使用
14.2.2.3 Oracle Graph Serverのアップグレード
グラフ・サーバーをアップグレードするには、まず既存のグラフ・サーバー・バージョンを必ず停止します。その後、新しいRPMファイルを引数として指定して次のコマンドを実行できます。
親トピック: RPMインストールの使用