ExcelへのFinancial Reportingドキュメントのインポート

ノート:

このトピックで、Oracle Hyperion Financial Reportingへの参照はOracle Enterprise Performance Management CloudおよびOracle Hyperion Enterprise Performance Management WorkspaceバージョンのFinancial Reportingに適用されます。

ExcelにFinancial Reportingドキュメントをインポートするには:

Smart Viewのリボンで、「パネル」を選択します。
Smart Viewパネルで、EPM CloudサービスまたはEPM Workspaceデータ・ソースに接続します。
インポートするFinancial Reportingドキュメントに移動します。
アクション・パネルから、「開く」をクリックします。

「Workspaceドキュメントのインポート」ウィザードが表示されます。

ノート:

ウィザード画面によっては、一部のドキュメントに適用されません。
「ドキュメントの選択」でリポジトリを展開し、Financial Reportingドキュメントを選択して「OK」をクリックします。

ドキュメントが「Workspaceドキュメントのインポート」ウィンドウでプレビューされます。

ノート:

一部のドキュメントに使用できないオプションもあります。
「ユーザー視点のプレビュー」が表示された場合、現在のPOVをプレビューするか、POVのメンバーを変更します。

ノート:

この画面を表示するには、EPM Workspaceのプリファレンス、またはEPM Cloudサービスのプリファレンスで「ユーザー視点」の「プレビュー」を選択します。
「次」をクリックします。
オプション: デフォルト値を変更する場合、「プロンプトに応答」でプロンプトを選択して「次」をクリックします。

ノート:

この画面は、ドキュメントにプロンプトが含まれている場合にのみ、表示されます。
オプション: 「プレビュー」で、「グリッドのPOV」からPOVを選択してPOVを変更します。
「ページ」を選択してページ・ディメンションを変更します。
ドキュメントのすべてのページをインポートするには、「すべてのページ」を選択します。
オプション: EPM CloudサービスまたはEPM Workspaceの視点を使用してFinancial Reportingドキュメントをリフレッシュするには、「ワークスペース視点を使用してリフレッシュ」を選択します。
「インポートするドキュメントの形式」でオプションを選択します:
- 完全フォーマット—完全フォーマットのHTMLでレポートを表示します。
- 問合せ準備—Oracle Hyperion Financial ManagementおよびOracle Essbaseデータ・ソースに接続している場合に、レポートでアド・ホック分析を実行できます。
  
  ノート:
  
  問合せ対応モードで操作を開始する前に、インポートしたレポートに「リフレッシュ」を実行して、レポートとPOVが必ず同期されるようにします。
- 関数グリッド—動的なグリッド形式。ステップ18で説明したように、レポート・オプションをさらに選択できます。
各ページを別々のExcelワークシートに表示するには、「ワークシート全体でページを分割」を選択します。

ノート:

このオプションが使用可能なのは、ステップ13で「完全フォーマット」を選択した場合のみです。
「終了」をクリックします。
次のステップは、ステップ13で選択したオプションによって異なります:

次を選択した場合:
- 完全フォーマット—ドキュメントがOfficeアプリケーションにインポートされ、Reporting and Analysisドキュメントのみを表示できます。
- 問合せ準備—ドキュメントがOfficeアプリケーションにインポートされ、Financial ManagementまたはEssbaseのデータ・ソースに接続できます。ここで、データの取得、ズームおよびピボットなどのアド・ホック分析を実行できます。
- 関数グリッド—ステップ16を続行します。
をクリックして、「ドキュメント・コンテンツ」ペインをリフレッシュします。
「ドキュメント・コンテンツ」で関数グリッド・オブジェクトを選択し、右クリックして「新規レポート・オブジェクト/コントロールの挿入」を選択します。
「新規レポート・オブジェクト/コントロールの挿入」ダイアログ・ボックスから、グリッドに設定するレポート・タイプを選択します:
- 関数グリッド — 動的なグリッド・フォーマット
  
  関数グリッドをリフレッシュすると、データ・セルはリフレッシュされますが、メンバーはリフレッシュされません。データとメンバーの両方をリフレッシュするには、関数グリッドをシートに再度挿入する必要があります。このため、メンバーがある程度静的に保持されるレポートでは関数グリッドが最も有効です。メンバーがより頻繁に変更される可能性があるレポートでは、表およびチャートがレポート・タイプとしてより適切です。ワークシートにはレポートを複数作成できますが、関数グリッドは1つのみです。
  
  SUMなどのExcel式は関数グリッドで使用できます。このような式を関数グリッドの一部として保持するには、グリッドと式を含むセルの間に空白行を残しておく必要があり、また式の定義用に選択されたセル範囲に空白行を含む必要があります。これで、データをリフレッシュしたときにグリッド内の行数が変わっても式が保持されるようになります。
  
  関数グリッドのフォーマットには、Excelのフォーマット機能を使用します。
- 表
  
  表レポートは結果をドキュメント上の浮動オブジェクトとしてグリッド・フォーマットで表示し、移動およびサイズ変更が可能です。表をリフレッシュすると、メンバーとデータの両方がリフレッシュされます。表は大きなグリッドを小さなスペースに表示する場合に有効であり、スクロール・バーを使用して行および列に迅速にアクセスできます。
  
  表レポートではズーム・インおよびズーム・アウトが可能ですが、他のアド・ホック操作の実行、フリー・フォームの使用はできません。
- チャート
  
  チャート・レポートは結果をドキュメント上の浮動オブジェクトとしてチャート・フォーマットで表示し、移動およびサイズ変更が可能です。チャートをリフレッシュすると、メンバーとデータの両方がリフレッシュされます。
オプション: 表またはチャートを移動したりサイズ変更するには、「ドキュメント・コンテンツ」での横にある下矢印をクリックし、メニューから「デザイン・モードの切替え」を選択します。

シート、スライド、またはページ内のオブジェクトを移動できるようになりました。

デザイン・モードを終了する準備ができたら、「デザイン・モードの切替え」を再度選択します。
リフレッシュします。
オプション: レポート内の1つのディメンションのメンバー(任意またはすべて)について別個のレポートを作成し、これらのレポートをワークブックの複数のワークシートにわたり別々にカスケードするには、「レポートおよびアド・ホック・グリッドのカスケード」を参照してください。

ノート:

チャートおよび表を含むレポートでカスケードを行うと、次にワークブックを開くときにチャートと表が重なって表示される場合があります。

ノート:

Office 2016では、Financial Reportingに接続している場合、複数のレポート・オブジェクトを連続して挿入した後、Microsoft Wordが予期せずに中断または終了します