簡易グリッド
クラウド・データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase、Planning
オンプレミス・データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase、Oracle Hyperion Financial Management、Oracle Hyperion Planning
Essbaseの簡易グリッド
Essbaseオンプレミス(11.1.2.1.102リリース以降)またはEssbaseクラウド、およびOracle Smart View for Officeでのフリーフォームの動作では、POVメンバーがExcelシートの最初の行に配置されます。列と行のディメンション・メンバーは、POV行の行の後から始まるグリッド上に配置されます。これは、すべてのPOVメンバーがグリッドの一部になることを意味します。
図15-1に、Essbaseの有効な簡易グリッドを示します。Yearは行ディメンション、Measuresは列ディメンションであり、行1から始まります。
図15-1 列および行ディメンションのみを持つEssbaseの簡易グリッド

図15-2に、接続されたシートで「リフレッシュ」をクリックした後の結果を示します。前述したように、行1にはProduct、MarketおよびScenarioのPOVディメンションが移入されます。行と列のディメンションは行2から始まります。
図15-2 Essbaseの簡易グリッドでのアド・ホック分析コマンドの結果

図15-3に、Essbaseの有効な簡易グリッドを示します。Productは行1のページ・ディメンションです。Yearは行ディメンション、Measuresは列ディメンションであり、行2から始まります。
図15-3 行1にディメンションを持つEssbaseの簡易グリッド

図15-4に、接続されたシートで「リフレッシュ」をクリックした後の結果を示します。この場合、Productディメンションはすでにシートに配置されているため、行2に移動されます。POVディメンションは行1に配置されます。行と列のディメンションは行3から始まります。
図15-4 行1にディメンションを持つEssbaseの簡易グリッドでのアド・ホック分析コマンドの結果

Planningの簡易グリッド
図15-5に、Planningの有効な簡易グリッドを示します。Yearは行ディメンション、Accountは列ディメンションです。
図15-5 Planningの簡易グリッド

2列×2行レイアウト
図15-6は基本的な2列×2行レイアウトです。最初の行と列にProductディメンションとMarketディメンションが、2番目の行と列にSalesとYearのメンバーが表示されています。
図15-6 2列×2行レイアウト
