5.2 Istioイングレス・ゲートウェイのIPアドレスの確認

トランザクションを開始する前に、Istioイングレス・ゲートウェイの外部IPアドレスを書き留める必要があります。

アプリケーションにアクセスするには、この情報が必要です。
  1. 次のコマンドを実行して、Istioイングレス・ゲートウェイの外部IPアドレスを確認します。

    コマンド

    kubectl get svc istio-ingressgateway -n istio-system

    サンプル出力

    kubectl get svc istio-ingressgateway -n istio-system
    NAME                   TYPE           CLUSTER-IP       EXTERNAL-IP   PORT(S)                                      AGE
    istio-ingressgateway   LoadBalancer   10.109........   192.0.2.1     15021:31695/TCP,80:32333/TCP,443:7777/TCP    44h
  2. この出力で、EXTERNAL-IPの値(Istioイングレス・ゲートウェイの外部IPアドレス)と、構成したアクセス・プロトコルに応じてHTTPまたはHTTPSトラフィックに関連付けられたポートを書き留めてください。たとえば、https://192.0.2.1:443です。
  3. 次のコマンドに示すように、Istioイングレス・ゲートウェイのIPアドレスをCLUSTER_IPADDRという名前の環境変数に格納します。
    export CLUSTER_IPADDR=192.0.2.1

    これを行わない場合は、必要なときに、コマンドでIPアドレスを明示的に指定する必要があります。