10.4 コマンドの一般的な構文

次に、MicroTxを管理するために実行できるHelmコマンドの一般的な構文を示します。

helm action release_name --namespace namespace --reuse-values --values file.yaml chart_directory

一般的なコマンドのアクション

次の表に、MicroTxを管理するために実行できる一般的なアクションを示します。

アクション 説明
アップグレード values.yamlファイルでMicroTxに定義した1つ以上の値を更新します。
アンインストール KubernetesクラスタからMicroTxを削除します。

コマンドのパラメータ

パラメータ 説明
release_name 更新などのアクションを実行するMicroTxアプリケーションの名前を入力します。この名前はアプリケーションのインストール時に指定したものです。

コマンドのオプション

次の表で、トランザクション調整サーバーに対して実行できる一般的なアクションを説明します。

オプション 説明
namespace MicroTxをデプロイしたKubernetesネームスペースを入力します。たとえば、otmmです。
reuse-values このオプションは、YAMLファイルに指定した値のみを変更し、他のすべての値はそのまま保持する場合に指定します。
values 作成したYAMLファイル(変更する値を含む)の名前を入力します。たとえば、file_updated_values.yamlです。
chart_directory MicroTxアプリケーションのchart.yamlファイルを含むフォルダの場所を指定します。たとえば、installation_directory\otmm-RELEASE\otmm\helmchartsです。