6.6.1 Oracle Tuxedoのバッファ・タイプ
次の表にバッファ・タイプの定義を示します。
用語 | 定義 |
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STRING
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文字データのバッファであり、バッファ内の最初のNULL文字で終了します。送信元と送信先のシステムのタイプが異なる場合は、通常、これらの文字列のバッファは変換の対象になります。 |
CARRAY
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CARRAY は、終端文字を含まない生データのバッファです。配列内のデータは変換の対象にはなりません。したがって、システム間で送信されるデータは変更されません。(CARRAY は、グラフィック・ファイルの場合によく使用されるバッファのタイプです。)
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VIEW
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VIEW バッファは1つのエントリとして扱うことが可能なフィールド定義の集まりです。これは、COBOLのレコード型とCの構造体に相当します。
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FML
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フィールド操作言語(FML)バッファは、可変長で動的な自己記述型のバッファです。バッファ内のフィールドごとにその属性を表す専用のヘッダーが関連付けられます。Oracle Tuxedo製品では、FMLバッファとVIEW バッファは密接な関係にあり、相互に直接変更できます。
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